タントの燃費は良い?カタログ燃費・実燃費やオーナーの評判から解説

タントの燃費は良い?カタログ燃費・実燃費やオーナーの評判から解説

「しあわせ家族空間」をコンセプトに、ファミリー向けの軽自動車として2003年ダイハツから発売された車が「タント」です。

タントはこれまで3度のフルモデルチェンジを経て現在は4代目モデルがリリースされており、2014年・2019年には軽自動車新車販売台数1位も獲得しています。

CMや街中でもよく見かけることが多い車種なので、実際の乗り心地や燃費はどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ダイハツ タントのカタログ燃費と実燃費について、タントオーナーからの評判などをもとに徹底解説していきます。

タントってどんな車?

ダイハツの軽ハイトワゴンは「ムーヴ」もありますが、タントはムーヴよりも車内空間が広く、1,700mmを超える全高で「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルの草分けとなりました。

2007年の2代目モデルでは、助手席と後部座席のあいだの柱をなくす「センターピラーレス」と従来のスライドドアを組み合わせた「ミラクルオープンドア」を採用したことでベビーカーの積み込みや子どもを抱いたままでの乗り降りがしやすくなり、子育て世代から絶大な人気を誇りました。

また、歩行者・車両の両方を対象にした衝突回避支援機能や駐車支援機能などの次世代スマートアシストが搭載されていることで、運転が不慣れな若い方や主婦層でも安心して乗れるという点もタントがファミリー層から支持を得た理由です。

タントの乗り心地は?

タントは路面上の突起を乗り越した際の衝撃やカーブ時の傾きが小さく、アクセルを踏み込んでも急加速することがないので、全体的に安定したやわらかい乗り心地です。

車高が高く視界が広いうえにほかの車種にくらべて走行音も軽減されているので、運転していても疲れにくい車といえるでしょう。

何よりタントの一番の魅力は広々としたキャビンと収納力、そしての乗り降りの快適さにあります。幅広いシチュエーションや家族構成にマッチする車であることから、軽自動車ながらファーストカーとしての活躍が期待できます。

タントの燃料タンクの仕様について

2WD、4WDともにタントの燃料タンクの容量は30Lとなっており、軽自動車の標準的な容量です。

一般的に燃料タンクが小さくなると車重が軽くなるぶん燃費が良くなるとも言われていますが、気になる方はこのあと紹介する燃費をもとに航続可能距離を考えてみても良いかもしれません。

タントのカタログ燃費をグレード別に紹介

タントの燃費を検証するにあたり、まずはカタログ燃費を確認してみましょう。

ダイハツ公式ホームページでは、エンジン温度や速度を実際の走行パターンに近づけたJC08モードと、市街地・郊外・高速道路の3つのモードで測定したうえで平均値を算出した国際基準のWLTCモードの2種類で測定した燃費が公開されています。

それぞれのカタログ燃費とそこから算出したガソリン代を、下記の表にグレード別にまとめました。

グレード

カタログ燃費 ガソリン代
JC08
モード
WLTC
モード
JC08
モード
WLTC
モード
カスタムRS
セレクション
2WD:
24.8km/L
2WD:
20.2km/L
2WD:
51,209円
2WD:
62,871円
4WD:
23.8km/L
4WD:
23.8km/L
4WD:
53,361円
4WD:
53,361円
カスタムX
セレクション

2WD:
27.2km/L
2WD:
21.2km/L
2WD:
46,691円
2WD:
59,905円
4WD:
25.4km/L
4WD:
20.2km/L
4WD:
50,000円
4WD:
62,871円
Xターボ
セレクション

2WD:
24.8km/L
2WD:
20.0km/L
2WD:
51,209円
2WD:
63,500円
4WD:
23.8km/L
4WD:
18.8km/L
4WD:
53,361円
4WD:
67,553円
Xセレクション

Xスペシャル

2WD:
27.2km/L
2WD:
21.2km/L
2WD:
46,691円
2WD:
46,691円
4WD:
25.4km/L
4WD:
20.2km/L
4WD:
50,000円
4WD:
50,000円

※参考:ダイハツ公式ホームページ
※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「127.0円」で計算(2020年11月2日時点)

タントの実燃費はどれくらい?

続いてタントの実燃費をまとめましたので、カタログ燃費と比較してみます。

ここでは実際の燃費情報やガソリン代などのレビューを共有できるサイト「e燃費」から、JC08モードでの燃費データを参考にしています。

グレード

カタログ燃費 ガソリン代
JC08モード JC08モード
カスタムRS
セレクション

2WD:
16.10km/L
2WD:
78,881円
4WD:
16.29km/L
4WD:
77,961円
カスタムX
セレクション

2WD:
16.46km/L
2WD:
77,156円
4WD:
16.87km/L
4WD:
75,281円
Xターボ
セレクション

2WD:
16.10km/L
2WD:
78,881円
4WD:
16.29km/L
4WD:
77,156円
Xセレクション

Xスペシャル

2WD:
16.46km/L
2WD:
77,156円
4WD:
16.87km/L
4WD:
75,281円

※参考:e燃費
※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「127.0円」で計算(2020年11月2日時点)

実燃費は走行環境や路面状況、速度などによって差が出るものですが、それを踏まえてもタントの実燃費の数値はカタログ燃費と大きく開きがあります。

e燃費上の実燃費ランキングでも、タントは全車種中80位、軽自動車中では108位であることから、燃費性能が高いとは言い難い車種であると考えられます。

タントの燃費に関する口コミ・評判

タントの燃費について数値でご紹介してきましたが、ここからは実際にタントを所有しているオーナーからの口コミを見ていきましょう。

車に関する口コミが多数投稿されている「みんカラ」より、タントオーナーからの良い口コミ・イマイチな口コミをそれぞれピックアップしました。走行時の状況も含まれた口コミですので、よりわかりやすくタントの燃費について知ることができるのではないでしょうか。

タントの燃費に関する良い口コミ・評判

タントに対する良い口コミで目立ったのが、「一般道を走行する際の燃費効率が非常に良い」というもので、なかには22~23km/Lといったカタログ燃費に近い数値を叩き出している方もいらっしゃるようです。

街乗りでも燃費は安定していることから、通勤や近距離の移動で使用することが多い方からは高く評価されていました。

  • 田舎道の通勤40kmを燃費運転で走行すると22km/Lを維持、夏場のエアコン使用時でも18km/Lなので十分な燃費性能
  • 一般道ひとり乗りで最高23.5km/L、高速道路だと19km/L、街乗りだと17km/L、大満足
  • だいたい17km/L前後で16km/Lを割ることはない。ハイブリッド車ではないので、これで十分
  • 高速道路+バイパス+田舎道を走って18.5km/Lほど
  • 4WDは燃費が悪いので敬遠してきたが、通勤だけなら予想以上の燃費で満足
  • 街乗りだけなら11km/L、高速道路を1度使った月の平均は15.6km/L
  • 買い物に使用して14.8km/L

※参考:みんカラ

平坦な道であれば高い燃費性能を発揮

信号が少ない道や平坦な道を走行する場合は20km/L前後の燃費なので、十分だと感じている方が多いようです。特に通勤で使用している方からは、予想以上の燃費効率であるという意見もみられました。

街乗りでも満足できる高燃費

燃費が下がりやすい街乗りでは11~17km/Lの範囲で、こちらもおおむね満足しているという方が大半です。

近場の移動や街乗りは発進や停止の頻度によって燃費数値に開きが出ますが、「主な乗車目的が買い物で、頻繁に乗るわけではないから特に気にならない」という方もいらっしゃいました。

タントは元々ファミリー層がターゲットであることから、近隣への買い物に車を使うことが多い方であれば特に不満なく乗れるのではないかと思います。

タントの燃費に関するイマイチな口コミ・評判

タントの燃費がイマイチだと感じる方の多くは、特定の走行環境下で燃費が落ちることが気になったようです。
では、どのような条件の場合に燃費が悪くなるのでしょうか。

  • 冬場で雪があると10.6km/L
  • だいたい20km/Lだが、人を乗せたりエアコンを付けると下がる
  • 峠を上ることがあるので11~12km/L程度、カタログ燃費が20km/Lであることを考えると満足できない
  • 4人乗車で高速道路の合流や山間部などを走ると燃費が落ちる

※参考:みんカラ

エアコン使用時や乗車人数が増えると燃費が低くなりがち

タント以外のどの車種でもいえることですが、エアコンを使う時期はやはり燃費が下がってしまいます。

特に冬場の寒さが厳しい地域などではエンジンが温まりにくくなるため、各段に燃費効率が低くなります。

また、同乗者がいると燃費が落ちるという声もありましたが、これはそもそもタントの車重自体が重い影響であると考えられます。

タントの購入を考えている方は、走行地域の気温の変化や人を乗せる頻度なども含めて検討するのが良いでしょう。

パワーがいるような環境では燃費が落ちる

タントは走りやスピードを楽しむ車ではないため、パワフルさが必要な山間部や山道では燃費が悪くなりがちです。

普段使いに加えてアウトドアなどのレジャーにも使用したい場合は、期待する燃費性能は得られないと考えておいた方が良いかもしれません。

タントの燃費が悪い原因とは?燃費を向上させて乗る方法

タントには、信号などでの一時停車時に自動的にエンジンがストップする「アイドリングストップ機能」が搭載されています。

本来は停車時にエンジンも止めることで燃費を抑えることができる機能ですが、エアコンの温度が下がりすぎるとアイドリングストップが作動しなくなる場合があります。

アイドリングストップ機能がオフになると停車時もエンジンがかかっている状態となるため、「気付けば燃費が下がっていた」という状態になってしまいます。夏場にエアコンを使う際は、温度を下げ過ぎないように注意してください。

また、タントは車体が大きい車なので、そのぶん加速もゆるやかなのが特徴です。手応えがないからとアクセルを強く踏んでしまうと燃料の消費が大きくなってしまい、燃費を悪化させる原因となります。

元々、軽自動車自体が動力性能が低いうえにタントは車重があるということを理解して、むやみにスピードを出さずに走る、停止・発進が多くなる道や渋滞は避けるなどを心掛ければ、燃費を伸ばして乗ることができます。

タントにお得に乗るならカーリースがおすすめ!

タントはそのコンセプトが表しているように家族の送迎や買い物などに向いている車ですが、「本当に使い勝手は良いのか、長く乗れるかどうか」で購入を悩む方も多いのではないかと思います。

そこで選択肢に入れていただきたいのが、カーリースです。カーリースを利用すれば、毎月定額料金でタントに乗ることができます。維持にかかる費用もあらかじめ月額料金に含まれているので、車検や自動車税の納付時期などに改めてまとまった金額を用意する必要もありません。

契約も年単位になるので、1年を通してタントの乗り心地や燃費を実感することができます。気に入った場合は契約終了後に車を引き取ることもできますし、「子どもが成長したのでタント以外の車種にしたい」という場合でも別の車に変更することができます。

お子さんの成長やライフスタイルの変化を考えてタントを購入するべきか迷っている方は、ぜひカーリースの利用も検討してみてください。

まとめ

今回はダイハツ タントの燃費について解説しました。

タントはアクティヴな運転を楽しみたい方には物足りないかもしれませんが、日常使いをするには燃費性能も含めて十分事足りる車だといえます。

女性でも乗りやすい設計になっているため、家族の送り迎えや近場へのレジャーのために車が欲しいと考えている主婦の方には特におすすめしたい車種です。

カーリースなら購入するよりお得に車を利用できるので、経済的な負担を減らしてタントに乗ることができます。家族の状況に合わせて車種を変更することも可能ですので、ぜひ一度カーリースの利用も検討してみてください。