スズキのワゴンRは燃費は悪い?実燃費やオーナーの評判から徹底解説

スズキのワゴンRは燃費は悪い?実燃費やオーナーの評判から徹底解説

「小さなクルマ、大きな未来。」のキャッチフレーズでおなじみの、スズキを代表する車「ワゴンR」は1993年に発売され、「ハイトワゴン」の先駆けにもなっています。

ワゴンRは発売から改良を重ね続け、現行モデルは2017年に発売されすでに6代目。さらに2020年1月にはマイナーチェンジを行い、デザインや走行性能などより良いものになりました。

軽自動車では数少ない「ハイブリッド」搭載モデルもあるワゴンRは、他の軽自動車に比べても燃費が良く、さらにエコに貢献できる点も魅力のひとつであります。

その燃費の良さは軽ワゴンNo.1を誇るものですが、実際はどうなのでしょうか。

そこで今回は、ワゴンRの燃費について、カタログ燃費や実燃費、オーナーの口コミなどを元に徹底解説していきたいと思います。

ワゴンRってどんな車?

「使いやすい・安全・低燃費。毎日使うクルマだから運転のしやすさも、燃費も、使いやすさも、安心もすべて大事にしたい」そんなコンセプトを元に開発されたのが、スズキのワゴンRです。

現行モデルは、スズキが誇る予防安全技術である「スズキ・セーフティサポート」が標準装備。(FA 5MT車は除く)

誤発進抑制機能や衝突被害軽減ブレーキなど、10種類の予防安全技術が搭載されており、さらに新軽量衝撃吸収ボディー「TECT(テクト)」を採用し、衝突時の衝撃が軽減されるような設計にするなど、安全機能も充実しています。

またスズキ独自の技術である「マイルドハイブリッド」を搭載しており、環境にやさしく低燃費を実現することができます。

もちろん使いやすさにおいても、助手席にスムーズに移動できるようフルフラットベンチにしたり、収納スペースを充実させたりと細部までこだわった設計になっています。

特に気になるのがリヤドアに設置された「アンブレラホルダー」。傘についた雨水は、なんと車外に排出される設計になっているというから驚きです。

ワゴンRの乗り心地は?

ワゴンRは「マイルドハイブリッド」を搭載することで、静かな走りを実現させています。ISG(モーター機能付発電機)の搭載により、加速や発進を静かでスムーズな走りを実現してくれるのです。

さらに、軽量かつ高剛性のプラットフォーム「ハーテクト」や、ボディには高強度かつ軽量な素材「テクト」を使用することで、車体全体を軽くすることに成功。エンジンに余計な負荷をかけず、軽快な走りを実現させることができました。

そのため、軽自動車なのに乗り心地が良いとの評判です。さらに室内長は2450㎜と業界最長、室内高は1265㎜と車内は広々。前面のヒップポイントは地上からの高さが635㎜となっており、乗り降りしやすい設計にもなっています。

インパネデザインも視界を広く確保できるようにと考えられた設計になっており、女性にも運転しやすい車と言えるでしょう。

ワゴンRのカタログ燃費を紹介

ここまでの解説で、ワゴンRの安全性や快適性に加え、燃費の良さについてご理解いただけたでしょうか。次に、ワゴンRのカタログ燃費を見ていきましょう。

ワゴンRの現行モデルには、「NA(Natural Aspiration=自然吸気)エンジン」のみ搭載している標準グレードの「FA」(ガソリン車)と、NAエンジンにモーターとバッテリーを積み込んだ「マイルドハイブリッド」搭載の「HYBRID FZ・FX」(ハイブリッド車)があります。

FAは、トランスミッションが「CTV」と「5MT」から選べるようになっています。5MTは、現在では珍しいマニュアル車となりますが、燃費は果たしてどうなのでしょうか。

さらにそれぞれ駆動方式は「2WDモデル」と「4WDモデル」を用意しており、ワゴンRの燃費は「ハイブリッド車かガソリン車か」「駆動方式別」と「トランスミッション別」に変わってくるので、その辺りも詳しく見ていきましょう。

※ワゴンRの燃費試験値にはJC08モードを採用しているモデルもありますが、ここではより現実的な燃費値に近い「WLCTモード」で比較していきます。

グレード 燃料消費率
(CVT)
燃料消費率
(5MT)
HYBRID FZ(ハイブリッド車) 2WD:
25.2㎞/L
(55,476円)

※ハイブリッド車はCVTのみ
4WD:
24.2㎞/L
(57,769円)
HYBRID FX(ハイブリッド車) 2WD:
25.2㎞/L
(55,476円)
4WD:
24.2㎞/L
(57,769円)
FA(ガソリン車)
2WD:
24.4㎞/L
(57,295円)
2WD:
24.8㎞/L
(56,371円)
4WD:
23.2㎞/L
(60,259円)
4WD:
23.0㎞/L
(60,783円)

参考:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「139.8円」で算出
(2021年3月21日時点)

最も燃費が良いのは2WDのハイブリッド車で25.2㎞/Lとなっており、4WDのハイブリッド車で24.2㎞/L、ガソリン車では24.8km/L~23.0km/Lという結果となりました。
カタログ燃費を見る限り、ハイブリッド車もガソリン車も燃費の差はさほど変わりなく乗れそうな印象です。

ワゴンRの実燃費例を紹介

カタログ燃費は魅力的な数値でしたが、これはあくまでも参考値です。

実際の燃費は、走行する場所や運転の仕方など、さまざまな要因によって変動してくるものです。
では次に、実際のオーナーの口コミなどを元に燃費率の平均値を出している「e燃費」というサイトを参考に、ワゴンRの実燃費例を紹介していきます。

グレード 燃料消費率
(CVT)
燃料消費率
(5MT)
HYBRID FZ(ハイブリッド車) 2WD:
20.16㎞/L
(69,345円)

※ハイブリッド車はCVTのみ
4WD:
16.16㎞/L
(86,510円)
HYBRID FX(ハイブリッド車) 2WD:
20.16㎞/L
(69,345円)
4WD:
16.16㎞/L
(86,510円)
FA(ガソリン車)
2WD:
13.27㎞/L
(105,350円)
2WD:
21.55㎞/L
(64,872円)

 

4WD:
20.64㎞/L
(67,733円)

参考:e燃費
※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「139.8円」で算出
(2021年3月21日時点)

全グレード中、ガソリン車の4WD・CVTのみデータがありませんでしたが、全体的にカタログ燃費より実燃費の方が悪化していることが分かります。実燃費は、路面状況や走行環境、運転の仕方などさまざまな要因によって上下するため、これは仕方のないことです。

それでもe燃費の軽自動車燃費ランキングでは、堂々の1位を獲得していました。

ハイブリッド車は4WDより2WDの方が、ガソリン車では5MTの方が、燃費が良くなっていることが分かります。

マニュアル車の方が燃費が良いことには驚きですが、昔からマニュアル車に乗り慣れているオーナ達らが丁寧に乗りこなしているのも理由の一つなのかもしれません。

ネット上の口コミを見ても、「いかにして燃費を上げるか」を意識しながら運転しているというのが分かります。

ワゴンRの燃費に関する口コミ・評判

ワゴンRのカタログ燃費と実燃費を比べてみましたが、実際の口コミや評価も気になるところです。

オーナーのみなさんは、ワゴンRの燃費についてどのように感じているのでしょうか。ここでは、ワゴンRの燃費に関する良い口コミとイマイチな口コミをいくつかあげてみました。上記で紹介したカタログ燃費・実燃費と照らし合わせて、ぜひ参考にしてください。

良い口コミ・評判

  • ガソリン車の)燃費もハイブリッドより若干下がる程度。大差なし。素晴らしい。
  • 普通に22km/l以上は走るのはびっくり。
  • 実燃費25km/L以上。(1人乗車)
  • 約28,000km走行した時点では平均で23km/Lで、高速が2割、一般道が8割です。
  • 燃費が非常に良い。最高30キロ超えた事がある。5MTで四駆でこれは優秀ではないか。

参考:みんカラ

全体的に「燃費が良い」と答えているオーナーが多い印象です。なかにはカタログ燃費を上回る数値をたたき出しているオーナーも多く見られました。

その圧倒的な燃費の良さに、満足している人が多いといえるでしょう。どうしても燃費が悪くなってしまう街乗りでも、「16㎞/Lほど走るのですごい」との声も見られました。

イマイチな口コミ・評判

  • 思ったより燃費が伸びなかった(4人乗車が多かった)。車両の表示によると18km/Lほどでした。
  • エアコン使用時は1~2割程度悪化。
  • 通勤片道10キロの道を少し暖かくなり、ハイブリッド機構が動きだしオートエアコン28度設定で平均燃費計が16.6、暖気や氷点下が続いたりしてると12前後。なんか思ったより燃費よくならない。

参考:みんカラ

ワゴンRの燃費に関して、なかには「思ったより伸びなかった」と答えた人もいらっしゃいました。この人は4人乗車が多かったそうなので、重量がある分パワーを使っていたのでしょう。

また、どの車にも言えることではありますが、エアコン使用時にはどうしても燃費が悪くなってしまいます。特に冬の寒い時期、氷点下になるような地域では、期待するほど燃費が良くならないのかもしれません。

ワゴンRの燃費が悪い原因と良くする対処法!

ワゴンRは比較的に燃費の良い車となっています。しかし、乗り方によっては燃費が悪いと感じる人もいるでしょう。

そこで、ワゴンRの特徴から燃費を良くする対処法を分析し、5つのポイントとしてまとめてみました。ぜひ参考にしていただき、低燃費実現にお役立てください。

1.急発進・急ブレーキはしない

ワゴンRはISGというスターターモーター機能を搭載しており、発進時や加速時のアシストをしてくれます。

そのため、ある程度モーターの力に頼った方が燃費率が良くなります。走行時もなるべく一定の速度を保ち、加減速は緩やかに行うことを心掛けましょう。

2.減速時はエンジンブレーキを使用

ワゴンRは減速時のエネルギーを二つのバッテリーに充電しています。
そのエネルギーを使用してISGが発電してくれるので、できるだけエンジンブレーキを使用した方が、低燃費の実現ができるのです。

3.エアコンはなるべく使わない

エアコンを使用しないだけでも圧倒的に燃費が良くなります。

夏場どうしてもエアコンをつける場合は、設定温度を25℃にするのがおすすめ。
ワゴンRは「エコクール」という機能を搭載しているので、アイドリングストップ中も冷たい風を一定期間キープできるようなつくりになっています。

4.荷物を乗せすぎない

100㎏の不要な荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化すると言われています。

ワゴンRは特に軽量化にこだわった車でもあるので、積載量や乗車人数が多くなってしまうとその分パワーを使ってしまい、燃費も悪くなってしまいます。

5.日常点検をしっかり行う

タイヤの空気圧が低かったり、エンジンオイルやバッテリーが劣化していたりすると、燃費が悪くなってしまいます。日頃から、メンテナンスをしっかり行いましょう。

お得にワゴンRに乗るならカーリースがおすすめ!

ワゴンRは軽自動車とはいえども、燃費の良さが魅力のハイブリッド車では、車体価格が150万円以上かかってしまいます。

そこで、ワゴンRをお得に乗りたいという人は「カーリース」の利用がおすすめです。カーリースを利用すれば、まとまった頭金を用意する必要がなく、月額料金で気軽に新車を楽しむことができます。

月額料金の中に車検料・自動車税などが含まれていたり、会社によってはメンテナンスサービスを用意しているところもあったりと、定期的にまとまった出費が不要という点がとても魅力的なサービスです。

まとめ

今回は、スズキ・ワゴンRの燃費について詳しく解説してきました。

ワゴンRのカタログ燃費は25.2㎞~23.0㎞/L、実燃費は21.55㎞~13.27㎞/Lとなっています。オーナーの口コミを見ると、満足する声が多いものの、カタログ燃費と比べるとそうでもなかったという声もみられました。

カタログ燃費はあくまでも参考値ですが、運転の仕方によってはカタログ燃費を実現できると言えます。
ワゴンRの特徴を捉えつつ、「急発進・急ブレーキをしない」「エンジンブレーキを使用する」など運転の工夫を凝らし、低燃費の実現を目指してください。

購入以外にもカーリースを選択肢に入れつつ、自分に合ったカーライフを楽しみましょう。