KINTOは高すぎる?料金プランや特徴から利用すべき人を解説!

KINTOは高すぎる?料金プランや特徴から利用すべき人を解説!

最近CMでもよく耳にするトヨタの「KINTO(キント)」というサービスをご存じでしょうか。

KINTOは2019年3月からスタートしたトヨタのサブスクリプションサービスで、トヨタの車好きには革新的なサービスとしてメディアでも話題を集めております。しかし、一部では「KINTOは高すぎる」という噂もあるため具体的な費用などは気になるところです。

そこで今回は、KINTOの料金プランとサービスの特徴から高すぎると言われている理由について解説をしていきます。

KINTOとはどんなサービスなの?

KINTO」とは、トヨタ社が展開しているサブスクリプションサービスとなります。サブスクリプションとは、毎月料金を支払うことによって一定期間サービスを受けられるという方法です。

例えば、Amazonプライム等の動画配信サービスや新聞の定期購読等がそれに該当します。つまり、簡単にKINTOを説明すると、トヨタの車を月額サービスとして利用できるということです。

KINTOの仕組みについて

KINTOは車にかかる費用が全て込みの月額料金制になっているため、面倒な手続きや諸費用の支払いを省いて車に乗ることができます。実際に月額料金に含まれているものは以下の6つになります。

  • 車両オプション代
  • 任意保険
  • 定期メンテナンス
  • 登録諸費用
  • 自動車税
  • 故障修理

最初の面倒な保険の手続きや頭金もないので、気軽に車を手にすることもできますし、税金や車検等の支払いがないのも嬉しいポイントです。KINTOはサイトからお申込みをすることができ、審査に通過すると車を受け取ることができます。

そのため、車を受け取れるまでに販売店に行くこともなく、郵送とお電話のみで進めることができます。

KINTOの車種は全28種類に対応!

KINTOでは、トヨタの人気車種28種類を扱っています。車のタイプもセダン・ミニバン・SUVとさまざまな種類があるため、自分の好みやライフスタイルに合わせた車を選ぶことができます。

それぞれの金額はその車種について異なるので、費用対効果も検討してみると良いでしょう。ちなみにこの選択できる車の中にはレクサスも含まれています。高級な新車を乗りたいという方には嬉しいでしょう。

KINTOの月額料金はいくらくらい?

KINTOで取り扱い車種の料金を下記の表にまとめてみました。KINTOの契約期間は「3年・5年・7年」、ボーナス払いは「5.5万円、11万円、16.51万円」が用意されております。

※一覧表では最安値の価格を見ていただくために、「契約期間3年、ボーナス払いなし」の料金設定で記載をしております。

タイプ 車種名 期間 ボーナス払い 月額料金
(税込)
コンパクト パッソ 3年 なし 32,780円~
ルーミー 39,600円~
タンク 39,600円~
ヤリス 39,930円~
セダン カローラ 46,750円~
クラウン 95,700円~
LS 253000円~
SUV RAIZE 39,820 円~
ハリアー 61,600円~
ランドクルーザー 88,000円~
UX 74,800円~
ミニバン ヴォクシー 58,850円~
ノア 59,950円~
エスクァイア 60,500円~
アルファード 72,600円~
ヴェルファイア 72,600 円~
ワゴン カローラツーリング 47,850 円~

KINTOの月額料金はその車種によって異なりますが、最も安い車種はパッソで「月額32,780円~」から利用ができます。また、人気NO.1のRAIZEは「月額39,820円〜」から利用することができます。

KINTOの料金には基本的に任意保険や税金の金額も含まれておりますが、一部の車種の色によっては同じ車種でもプラスで費用がかかることがあるので注意をしておきましょう。

KINTOの月額料金は高いのか?他社のカーリースと比較してみました!

高いと噂がされているKINTOの月額料金は他社のカーリースと比べてどのぐらいの差額があるのでしょうか。ここでは、カーリース会社の中でも業界最安値を掲げている「新車リースクルカ」の料金と比較してご紹介していきます。

※リースの契約期間は両社とも「3年間」の金額をベースに算出をしています。

リース会社
車種名 KINTO 新車リースクルカ 料金差額
カローラ 46,750円~ 29,480円〜 17,270円
RAIZE 39,820円~ 29,480円〜 10,340円
ハリアー 61,600円~ 32,780円〜 28,820円
ランドクルーザー 88,000円~ 65,780円〜 22,220円
ヴォクシー 58,850円~ 32,780円〜 26,070円
ノア 59,950円~ 32,780円〜 27,170円
アルファード 72,600円~ 43,780 円~ 28,820円
ヴェルファイア 72,600円~ 43,780 円~ 28,820円
カローラツーリング 47,850 円~ 32,780円〜 15,070円

KINTOとクルカの月額料金を比較してみたところ、その差は圧倒的にクルカが安いという結果になりました。

特にトヨタの人気SUV「RAIZE」は約10,000円、人気ミニバンの「アルファード」や「ヴェルファイア」も約28,000円も安く利用することができます。

KINTOはトヨタが展開しているカーリースのため、オプション・任意保険・メンテナンスなどを受けることができるなどの特典がありますが、その分月額料金は割高に設定がされているようです。

カーリースを利用する上で月額料金を重視しているという方は、KINTOだけでなく他社のカーリースサービスも併せてチェックをしてみることをおすすめします。

 

KINTOのメリットとは

ここまではKINTOの仕組みを解説してきました。KINTOは画期的な新サービスですが、そのメリットとは具体的にどのような点になるのでしょう。下記ではKINTOのメリットを詳しくご紹介していきます。

①月額料金で手軽に新車に乗れる

新車を購入する場合には、ディーラーで手続きが必要です。書類も多いですし納車までに何度か足を運ばないといけないケースもあります。

しかし、KINTOの場合ネットの申し込みから郵送と電話で簡単に契約をすることができます。そのため、忙しい方でも簡単に手続きができますしお手軽です。新車に乗れるということも嬉しいポイントです。

②費用が全てまとめて払えるから楽チン

通常、車を買った時には維持費の費用の支払いが大変です。税金は1年に1度5月に支払いですし、車検や定期点検も必要です。また、任意保険も自分で契約をしてお支払いをすることが必要になります。

ただ、KINTOの場合は毎月の月額料金に全て含まれているため、面倒な手続きやお支払いも必要もありませんし、うっかり払い忘れてしまうという心配もなく安心して利用することができます。

③頭金が必要ない

KINTOは契約時に頭金が必要ありません。車を買いたいと思っても、最初の資金が準備できない方もいらっしゃると思いますが、KINTOでは月額料金で新車を手にすることができるため、誰でも手軽に利用することができます。

④新車のラインナップが豊富

KINTOでは、たくさんの種類の新車が用意されています。2019年にスタートした当時は13種類だったのに対し、現在は28種類と随時取り扱いの車種も増えてきています。

人気の車種や新しく発売された車種についても扱っているため、気軽に人気車種に乗れるというのも魅力です。3年で新しい車もどんどん出てきているので、新しい物好きには堪らないサービスです。

⑤3年周期で新車に乗り換えることができる

KINTOの契約は3年間となっております。そのため、3年を過ぎるとその車を返却することになります。購入した場合だと新しい車に乗り換えたいと思った場合、今の車を下取りに出したり次の車の初期費用を準備したりする必要があります。

KINTOの場合はそのような面倒な手続きなく、新たに新車に乗り換えることができるため、車を定期的に乗り換えたいという方には向いているサービスでしょう。

KINTOのデメリットとは

これだけの魅力があるKINTOですが、残念ながらデメリットも存在します。次はKINTOのデメリットについてご紹介をしていきます。

①月額費用が高い

KINTOは月額料金に保険等の維持費が全て込みになっています。手続きは非常に楽にはなりますが、その分自分で契約するよりも高くなってしまう可能性もあります。

KINTOを提案しているトヨタの計算では、一番人気のRAIZEでは新車を購入するよりも月額の支払いが約6000円安くなるように設定されているようです。

しかし、実際には新車を購入する際には割引きをしてもらえる場合もありますし、今は安い任意保険のプランもあるのでそちらを利用した方が安くなる場合もあるでしょう。

②契約する際に審査が必要になる

KINTOは契約をする際に審査があります。現在、サービスが始まったばかりなのでできるだけ多くの方に利用していただきたい段階なので、審査基準はそこまで厳しくはありません。

契約した3年間をしっかりと料金を払うことができるかを見ているために、過去半年の審査で落ちていないかや5年以内の税金や公共料金の滞納がなければ審査に受かることはできるでしょう。

ただ、学生さんや社会人1年目等は親を契約者にしないといけなかったり、審査の関係上料金が低いものしかできないというような制限がある場合もあります。

③途中で解約した場合には違約金がかかる

KINTOは6ヵ月ごとの自動更新となっていますが、3年間を前提とした契約になります。そのため、途中で解約された場合には違約金が発生してしまいます。

解約するタイミングにもよりますが、残りの残金の倍額をまとめて支払わないといけなくなってしまうケースがあります。その金額が用意できないと車を手放すことができないので、注意が必要です。

ただ、事故や病気による免許返納や海外転勤になった場合には、KINTO社が特例として違約金が発生しないという場合もあります。

④返却時に現状回復が必要

KINTOでは、3年契約となっており、その後車を返納しないといけないという決まりになっています。その時には納車をした時と同じ状態に回復する必要があります。これはマンション等の賃貸と同じイメージです。

そのため、ぶつけてしまった時等には自分で修繕をする必要がありますし、もしできていなかった場合には追加で料金を請求されることとなります。

⑤走行距離に制限がある

KINTOは契約条件の中に走行距離の指定があります。1か月の走行距離は1500km、3年間で54000km以内でなければいけません。これは毎月の制限ではなくて契約期間での決まりとなっています。

この制限を超えた場合、1kmあたり10円の追加料金を請求されることとなります。普段から頻繁に長距離を乗る人だとあまり向かないかもしれません。

KINTOのサービスが向いている方

ここまでご紹介をしたKINTOのメリット・デメリットから総合的に考えると、下記のような方々がKINTOに向いているのではと思われます。

  • 転勤で一時的に車が必要な方
  • 数年後には免許の返納をする予定の方
  • 年齢が若い方

転勤族の方で車を購入しても数年後には、転勤しないといけないと分かっている場合は車の購入に至りづらいと思います。そういう方ですと、3年限定のKINTOは都合が良いでしょう。また、免許返納を予定している方も同様の理由でKINTOを選ぶと便利でしょう。

また、ご年齢が若い方だと新車を購入しても、任意保険の金額がかなり高くなってしまう可能性があります。KINTOの場合だと任意保険も月額料金に含まれているため、保険料も年齢によって変わらないのでよりお得に新車に乗ることができるでしょう。

その上、頭金もかからないので、比較的最初の負担が軽くなることも大きなメリットでしょう。

KINTOのサービスに向かない方

逆に下記のような方々は、KINTOのサービスは向いていないかもしれません。ただし、あくまで一例で絶対に利用をしない方が良いという訳ではないのでご参考までに確認をしてみてください。

  • 長く同じ車に乗りたい方
  • 26歳以上の方
  • 車のご利用が多い方
  • 中古車に乗りたい方

KINTOは3年間限定の契約になっており、その後は必ず車の返納が必須になります。そのため、長年同じ車に乗りたい方には向きません。その場合は購入して大事に1つの車を乗った方が良いでしょう。また、26歳以上の方だと保険料がぐっと安くなるので自分で車を購入し、安い任意保険を契約した方が月の料金は安いこともあると思います。

車のご利用が多い方だと、KINTOの場合は走行距離で追加料金がかかると月額費用が購入した時よりかなり高くなってしまう可能性があります。走行距離を気にしながら車を使うのも嫌ですよね。

それ以外でも、KINTOは新車のみの扱いになるため、中古車を購入して乗る方が実質の月払いの料金としてはお安くなるでしょう。とりあえず月額の料金を抑えて車に乗りたいという場合はご自身で中古車を購入する方が良いでしょう。

まとめ

今回は、KINTOが高すぎると言われている理由についてご紹介をしました。

KINTOは確かに今の車を持たないという時代にも適した革新的なサブスクサービスですが、人によっては割高になってしまうことがあるようです。

年齢がかなり若い方、年配の方や転勤族の方であればご利用してメリットがありますが、通常使用の場合、結果的に料金が重んでしまう場合の方が多いので注意が必要です。

自分の車の利用頻度と利用期間、月額金額をしっかりと考えた上で、KINTOの利用を検討するように心掛けましょう。