新型シエンタは何が進化した?マイナーチェンジ後の変更点を解説!
トヨタ自動車から生産・販売されている「SIENTA(シエンタ)」は、初代モデルが2003年に発売され、2015年からは現行モデルが発売されています。現行モデルは、2018年9月11日にマイナーチェンジが行われ、新グレードの登場や性能強化、デザイン追加など進化を遂げました。
今回は、シエンタがマイナーチェンジによってどの様な変化をしたのか。具体的な変更点を解説していきます。
トヨタのSIENTA(シエンタ)ってどんな車種なの?
マイナーチェンジでの変更点をご紹介する前に、SIENTA(シエンタ)がどのような車種なのかを理解しておきましょう。
シエンタは、トヨタ自動車が生産・販売する車種で、初代モデルは2003年に登場しました。12年後の2015年にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルである2代目シエンタが登場します。
個性的かつカラーバリエーション豊富なデザインが人気で、おしゃれに可愛らしくドライブを楽しめます。他にも、ミニバンながら7人乗車できる広々とした車内やたっぷり荷物を積めるラゲージ、安全性能など、快適装備や安全装備が充実した車種です。
SIENTA(シエンタ)のマイナーチェンジの概要について
シエンタは、2018年9月に2代目モデルで初めてマイナーチェンジを行いました。新グレードの登場やラインナップ変更、カラー追加など、人気車種のシエンタが更にパワーアップをしています。
それでは、どのようなマイナーチェンジが行われたのか変更点を詳しく見ていきましょう。
シエンタ FUNBASEが新登場!
マイナーチェンジでは、「FUNBASE」が新設定されました。
シエンタの従来グレードであるXやGは7人乗り3列シートでしたが、FUNBASEは5人乗り2列シートを採用しています。ラゲージスペースを広く確保することによって、キャンプやサイクリングなど様々なシーンでシエンタを活用できるようになりました。
シエンタ G Cueroが標準ラインナップに!
現在シエンタのラインナップである「シエンタ G Cuero」は、これまでは特別仕様車として販売されていました。マイナーチェンジのタイミングで標準ラインナップとして、「X“Vパッケージ”」廃止に伴って、カタログモデルに追加されています。
G Cueroは、ポップなカラーやデザインが魅力であるシエンタとは異なり、スポーティで高級感あるエクステリアやインテリアが特徴です。
Cueroはスペイン語で「革」を意味しており、シートなどに革を使用し上質な雰囲気を演出し、クールでおしゃれに車種に仕上がっています。マイナーチェンジでは、従来のG Cueroからフロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップのデザインが変更されるなど、磨きをかけています。
カラーバリエーションが16パターンに展開!
マイナーチェンジによって、カラーバリエーションがさらに充実しました!
追加された新色は、「センシュアルレッドマイカ」「ラディアントグリーンメタリック(3列シート車専用)」「ベージュ(2列シート車専用)」の3色です。ツートンカラーも6パターン追加され、計16のカラーバリエーションから好きなカラーを選べるようになりました。
モノトーン |
|
---|---|
ツートンカラー |
|
安全性能がパワーアップ
安全性能については、以下の2点が新規で追加されました。
- プリクラッシュセーフティの機能向上
- インテリジェントクリアランスソナー
プリクラッシュセーフティは、従来モデルにも搭載されていたレーザーレーダーや単眼カメラ方式をさらにパワーアップさせました。
2種類のセンサーによって、歩行者や先行者などを検知し、事故を未然に防ぎます。ブレーキを踏めなかった場合には、警報と合わせてブレーキアシストが作動するので、とっさの事態にも対応可能です。
インテリジェントクリアランスソナーは、パーキングサポートブレーキとも呼ばれています。静止物をセンサーで検知し、アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどによる衝突を緩和・予防するシステムです。走行時の静止物との接触予防だけでなく、車庫入れ・駐車の安全性にも配慮されています。
ハイブリッド車はさらに燃費性能が向上!
マイナーチェンジでは、ハイブリッド車の燃費性能も向上しています。これまではJC08モードでの計測で27.2km/Lでしたが、マイナーチェンジ後は28.8km/Lに引き上げられています。
シエンタの燃費については、詳しく解説した記事を公開しています。下記のリンクからアクセスできますので、燃費性能を詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
マイナーチェンジ後登場したシエンタ FUNBASEを詳しく解説
マイナーチェンジの変更点で注目したいのが、FUNBASEの新設定です。従来モデルとは異なる点が多く、より利用できるシーンが広がっています。シエンタ FUNBASEがどのような車種か詳しくご紹介していきます。
シエンタ FUNBASEのラインナップ
シエンタ FUNBASEは、従来3列シートではなく、2列シートを採用したグレードです。
FUNBASEは1種類ではなく、従来モデルをベースにしたラインナップとなっています。FUNBASEのグレードを下記の表にて一覧でまとめていますので、ぜひご覧ください。
グレード (車種画像) | 価格 | 燃費 (JC08モード) |
---|---|---|
FUNBASE X | 1,809,500円~ | 20.2km/L~ |
FUNBASE G | 2,017,400円~ | 20.2km/L~ |
FUNBASE G GLAMPER | 2,028,400円~ | 20.2km//L~ |
FUNBASE G Safety Edition | 2,115,300円~ | 20.2km/L~ |
※燃費・画像参考:トヨタ自動車ホームページ
広々としたラゲージスペースが魅力
FUNBASEは、シートが1列少なくなったことによって、ラゲッジスペースが広くなりました。
ローデッキで荷室幅1,260mm・荷室高1,070mm、ハイデッキで荷室幅1,260mm・荷室高985mmの広さがあり、サイズの大きいものはもちろん、状態を変更して背丈の高いものもしっかり積めます。
また、シートアレンジによって、2列目のシートを倒したフラットラゲージモードに変更すれば、キャンプアイテムやサーフボード、自転車なども積めるので、様々なシーンで積載性が活躍します。
充実のアクセサリーセットが便利に
FUNBASEには、FUNBASEセットというアクセサリーセットが付属しています。ユーティリティフックやラゲージマルチネットなど、どれも収納に役立つアクセサリーなので、下記の表でセット内容と合わせて機能を知っておきましょう。
セット内容 | 機能 |
---|---|
ユーティリティフック | ユーティリティホールに取り付けてテーブルやアッパーボードを固定 |
システムバー | 荷物が出ないようにパーテーションとして利用 |
ラゲージマルチネット | ラゲージの荷物をネットで固定 |
ラゲージアッパーボード | ラゲージの上下を仕切って荷物の収納・出し入れが簡単に |
ラゲージアッパーボックス | ラゲージに収納ボックスを追加 |
マイナーチェンジ後のシエンタに乗るなら「新車リース クルカ」がおすすめ!
「マイナーチェンジされたシエンタに乗りたいけれど購入する予算はない…」という方には「新車リース クルカ」がおすすめです!
クルカでは、取り扱い車種の新車を3年の短期リースで提供しています。異動先で車が必要になったり、購入するまでのつなぎで乗ったりするなど、シーンに合わせて利用できるのが特徴です。
また、クルカでは月額料金に頭金や自動車税、車検費用などが含まれています。そのため、月額のプラン料金以外に費用がかからず、お得にシエンタに乗り始められます。シエンタの料金プランを下記の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
プラン | 月額料金 | オプション |
---|---|---|
ベーシックプラン | 29,800円 |
|
ナビ・ETC付きプラン | 37,000円 |
|
フルパッケージプラン | 47,000円 |
|
まとめ
今回は、シエンタのマイナーチェンジでの変更点や新設定されたFUNBASEについて解説を致しました。
マイナーチェンジの主な変更点は「FUNBASEの新設定、G Cueroの標準ラインナップ追加、カラーバリエーション追加、安全性能の充実、ハイブリッド車の燃費性能向上」の5点です。デザインから性能まで幅広くパワーアップし、より快適な車種に生まれ変わりました。
その中でも新設定されたFUNBASEは、2列シートを採用することによって、様々なシーンに対応できる収納力や積載性を加えています。シエンタのマイナーチェンジの内容を理解した上で、より進化したシエンタをぜひ体感してみてください。
この記事の執筆者
最新の記事
- 車の役立つ情報2022年11月18日【国産車・外車】雪道に強い車のおすすめランキング!
- 車の役立つ情報2022年10月14日【国産車・外車】ハイブリット車のタイプ別のおすすめランキング!
- 車の役立つ情報2022年9月16日廃車手続きの手順について!必要な書類や費用を紹介
- 車の役立つ情報2022年8月19日【国産車・外車】知って得する!リセールバリューの高い車ランキング
carbest編集部
最新記事 by carbest編集部 (全て見る)
- 【国産車・外車】雪道に強い車のおすすめランキング! - 2022年11月18日
- 【国産車・外車】ハイブリット車のタイプ別のおすすめランキング! - 2022年10月14日
- 廃車手続きの手順について!必要な書類や費用を紹介 - 2022年9月16日
- 前の記事
高級外車に破格で乗れる?Surf Car Systemを徹底調査 2020.02.12
- 次の記事
トヨタ自動車のサブスクサービス!KINTO(キント)を徹底解説! 2020.02.14