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新型の日産セレナは何が進化した?マイナーチェンジの変更点を解説!

新型の日産セレナは何が進化した?マイナーチェンジの変更点を解説!

日産ミニバンのセレナといえば、代表的なベストセラー車としても知られています。2019年8月1日にマイナーチェンジが行われたこともあり、買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は日産セレナがマイナーチェンジによって具体的にどんな変化があったのか?どのぐらい進化したのかについて、徹底的に調べてみました。

今後セレナを購入するべきか悩んでいるという方はぜひ参考にしてみて下さい。

日産のセレナはどんな車種?

日日産セレナは1991年6月に先代のバネットコーチの後継者モデルとして登場しました。5ナンバーサイズのミニバンとしての人気を博し、1994年5月にはバネットセレナから「セレナ」の名前に統一されています。

セレナの名前の由来は、スペイン語で「穏やかな」「晴れ晴れとした」「バランスの良い」などの意味があります。ミニバンのターゲットはファミリー向けとして登場しているからこその、ふさわしいネーミングセンスといえますね。

歴代の日産セレナの特徴は

1991年6月に登場した初代セレナは商用としてのイメージの強かったワンボックスカーのイメージを変え、高い走行性能と、スタイリッシュさを兼ね揃えたモデルが特徴です。

二代目は1999年6月に初のフルモデルチェンジが行われ、フルタイム4WDや、ボディサイズも一回り大きくなったこと、ミニバンとしてははじめての全車両側スライドドアをつけるなどの変化もありました。

2005年に登場した三代目はホイールベースの大幅な拡大や、全車統一になった2.0L、4WDモデルなどの特徴もあり、国内新規登録台数のミニバン部門で1位を獲得するまでになりました。

四代目は2010年11月にフルモデルチェンジが行われ、室内の長さを300mm延長しました。ワンタッチオートスライドドアやアラウンドビューモニターなどを搭載し、またたく間に人気の車種となりました。

五代目は2016年8月にフルモデルチェンジが行われ、Vモーションやブーメランランプ、フローティングルーフなどのダイナミックなデザインに一新されました。2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーのイノベーション部門も受賞するなど、輝かしい実績も残しています。

また、セレナe-POWERは100%モータードライブにしています。力強くなめらかな走りが特徴になり電動自動車さながらの走りになります。

レスポンスの良さはもちろん、アクセルの踏みこみでもスムーズに気持ちの良い走りを実現します。車内はとても静かで家族への会話のしやすさを実現します。

新型セレナの豊富なカラーバリエーション

新型セレナは、2色新しい新色が追加になりより豊富なカラーバリエーションになりました。

【セレナハイウェイスター/セレナ】

  • ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック
  • サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック
  • マルーンレッド/ダイヤモンドブラック
  • ブリリアントホワイトパール/ダイヤモンドブラック
  • サンライズオレンジ
  • マルーンレッド
  • アズライトブルー
  • ダークメタルグレー
  • インペリアルアンバー
  • ダイヤモンドブラック
  • カシミヤグレージュ
  • ブリリアントシルバー
  • ブリリアントホワイトパール

※販売時期やグレードによっても異なります

これだけの色の種類が豊富だと、人気のある車種でもかぶる心配もなくお気に入りの一台を妥協することなく選べます。

特別塗装色を選ぶと他のボディカラーと車両の価格が変わります。どれも高級感のある仕上がりですし、発色や光沢感が美しいものばかりです。

セレナの今回のマイナーチェンジの内容

セレナのマイナーチェンジはどのようなものが行われたのか、その変更点について詳しく見ていきたいと思います。2019年8月のマイナーチェンジに関しては、外観や先進安全機能の変更がメインになるので、走行性能や燃費性能などの変更点はありません。

①フロントなどデザインの変更

「e-POWER ハイウェイスター」のエクステリアが大きな変更点になり、16インチのアルミホイールのオプションが選択できるようになりました。風車を思わせるような見た目であること、疾走感も感じる男性らしいかっこよさもあります。

ハイウェスターのモデルでは「ダブルVモーショングリル」のパーツに変更され、ハイウェスターではテールランプの設計も変わりました。そのため、リアルフェイスから受ける印象も大きく変化しています。

セレナは今までの上品さの残る外見から力強い外見へと変化したこと、新しいセレナは、全体的にシャープな印象に見せてくれるように設計されています。これらの外見が大きく変化したのは、迫力のあるデザインを希望する人も多く、モデルごとにチェンジした形になります。

②360°セーフティーアシストが全車標準装備

日産の先進安全技術の360°セーフティーアシストが全車に標準装備されたのも大きな変更点といえます。もともと海外ではすでにパッケージされていたものになり、新型ムラーノや新型ローグスボーツなどに搭載されていたものになり、日本でははじめて搭載されました。

時速30km以上の走行時にハイビームの照射範囲を自動で変更してくれる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」も新しく整備されています。両側に12個ずつ配置されたLEDの照射パターンを変化させ、対向車に当たらないように光線の向きを調整してくれます。

また、踏み間違い衝突防止アシストもついてくるので、駐車操作中などブレーキの操作が遅れてしまったり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまったときに警告してくれる便利な機能です。

③ゼログラビティシートを搭載

今回のマイナーチェンジにおいて、内装の変化についてはそこまで大きく変わりません。もともとセレナはファミリー向けに作られていること、大人数でも快適に乗りこなせます。

また2016年に誕生した変更点として「ゼログラビティシート」が対応になり、運転中の疲労感を30%軽減してくれます。NASAの技術が生かされた嬉しい変更点ともいえます。日頃から運転で使う機会の多い人や、長距離運転で家族で旅行に行く人などシートの快適性を追求したい人におすすめです。

また、ハイブリッド車になると「スマートマルチセンターシート」を搭載しているので、乗車人数や使い方に合わせてさまざまなアレンジができるのもポイントです。

e-POWER車になると、両側のアームレストがついた「キャプテンシート」が標準装備になるので脚を思いっきり伸ばしたドライブもできます。

④後方までもしっかりとサポートしてくれる

「RCTA(後退時車両検知警報)」は、後退時に後方を横切るときに車両を自動で検知してくれます。そのうえ注意喚起をしてくれるので衝突の危険性がありません。

また、RCTA(後退時車両検知警報)は走行中の隣接したレーンの後方を走っている接近車両を回避するために作られた機能になります。他にも下り坂での速度を一定に維持する機能や、ブレーキの性能を改良したものなど、走行時の安全性を高める変更も多くなりました。

どの角度からも見逃すことのない視野の広さも特徴になり、ドライブを強力にサポートしてくれるものになります。運転に自信のない人によっては安心して運転できますね。

まとめ

今回は日産セレナのマイナーチェンジの内容と進化したポイントをご紹介させていただきました。

従来のセレナも十分に高機能の車種になりますが、最先端技術を搭載したからこその安全性はもちろん、外見のデザインが大きく変わったのもポイントの一つです。

2年連続ミニバンの販売数1位を獲得するなど、高い人気を誇る車種なのも、マイナーチェンジによってセレナが日々進化しているためであることがわかりました。魅力溢れる新型セレナをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。