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プリウスの燃費性能は高い?実燃費とオーナーからの評判より徹底解説

プリウスの燃費性能は高い?実燃費とオーナーからの評判より徹底解説

トヨタ自動車が製造・販売している「PRIUS(プリウス)」は、世界初の量産ハイブリッド車として知られ、低燃費性能に優れている人気車種です。

初代から現行モデルになるまで改良が行われ、より燃費の良さを高めています。ただ、数値や評判では燃費の良さがクローズアップされていますが、実際の燃費はどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。

そこで、今回はプリウスのカタログ燃費と実燃費をグレード別に一覧でご紹介をしていきます。ネット上のプリウスオーナーの燃費に関する口コミもまとめてご紹介をしていきますので、プリウス購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

プリウスのグレード別カタログ燃費

プリウスは低燃費なハイブリッド車として知られていますが、トヨタ自動車では燃費をどのくらいと発表しているのでしょうか。メーカーの公表燃費はカタログ燃費と呼ばれ、現在JC08モード燃費WLTPモード燃費といった測定方法で、燃費を測定しています。

JC08モード燃費は、以前採用されていた10・15モード燃費と呼ばれる測定方法を改良した測定方法です。10・15モード燃費は、市街地を想定した10パターンの走行・郊外を想定した15パターンの走行で燃費を測定していました。ただ、時速20kmの走行や数十秒の測定であったので、実燃費から離れていました。そこで、JC08モード燃費は、平均時速と測定時間を伸ばし、実際の走行に近い測定方法に改善しています。

WLTPモード燃費の測定方法は、低速・中速・高速・超高速の速度域で走行し燃費を測定します。超高速域は、日本では走行することが少ないので除外されます。それぞれの速度域で市街地・郊外・高速道路などを想定し、総合的に燃費測定が可能です。

プリウスのカタログ燃費をトヨタ自動車のホームページを参考に、下記の表にまとめたので確認をしてみましょう。

グレード
(車種画像)
カタログ燃費
(JC08モード燃費)
ガソリン代
(年間)
プリウス E

39.0km/L34,871円
プリウス S

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円
プリウス S ツーリングセレクション

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円
プリウス A

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円
プリウス A ツーリングセレクション

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円
プリウス A プレミアム

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円
プリウス A プレミアム ツーリングセレクション

34.0~37.2km/L36,559円〜40,000円

※燃費・画像参考:トヨタ自動車のホームページ
※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「136円」で算出(2019年12月8日時点)

プリウスEのカタログ燃費が最も高く、その他のグレードはすべて同じ34.0~37.2km/Lとなっています。「e燃費」が集計・発表している燃費ランキングでは、第1位に位置しています。

カタログ燃費だけを見ると、最も燃費が良い車種と言えますが、実燃費ではどれくらいの数値になるのでしょうか。次にプリウスのグレード別の実燃費を一覧で紹介していきます。

プリウスの実燃費を調べてみよう

上記ではグレード別のカタログ燃費をご紹介しましたが、これはあくまで目安と考えましょう。燃費測定は、実際に市街地や郊外を走行するのはなく、専用の設備を使って測定しています。

また、車の運転方法や走行環境によって、ガソリンの消費が異なるので、どうしても個人差が出てしまいます。走行速度や走行距離、積載している荷物の重さ、タイヤの空気圧などさまざまな要因が関わりますので、カタログ燃費を鵜呑みしないことが大切です。

気になる実燃費ですが、「e燃費」でトヨタ プリウスの実燃費が発表されています。下記の表でグレード別に実燃費・カタログ燃費をそれぞれまとめたので、確認をしていきましょう。

車種画像
(グレード)
実燃費
(JC08モード燃費)
カタログ燃費
(JC08モード燃費)
プリウス

25.09km/L(FF)39.0km/L
プリウス S

24.00km/L(FF)34.0~37.2km/L
プリウス S ツーリングセレクション

24.00km/L(FF)34.0~37.2km/L
プリウス A

25.09km/L(FF)
22.61km/L(4WD)
34.0~37.2km/L
プリウス A ツーリングセレクション

34.0~37.2km/L
プリウス A プレミアム

25.09km/L(FF)
22.61km/L(4WD)
34.0~37.2km/L
プリウス A プレミアム ツーリングセレクション

34.0~37.2km/L

カタログ燃費と比べると、実燃費が1Lあたり10km以上下回っているのがわかります。

数値だけを見ると「プリウスって実際の燃費は悪いの?」と思ってしまうかもしれませんが、先ほどご説明した通り、運転方法や走行環境によって燃費には個人差があり、カタログ燃費を下回るのはどの車種でも同じです。

e燃費」の実燃費ランキングの情報を確認したところ、トヨタ ヴィッツ25.57km/L、マツダ キャロル24.87km/Lに次いで、トヨタ プリウスは3位にランクインしています。カタログ燃費と同様にトップ3以内にランクインしているので、プリウスは低燃費な車種として人気があることがわかります。

プリウスの燃費に対する口コミまとめ

よりプリウスの燃費を良さを知るためには、カタログ燃費や実燃費の調査の他に、実際のプリウスオーナーの口コミが参考になります。

みんカラ」より調査してみたところ、プリウスの燃費に対する口コミでは、ほとんど不満を持った口コミはありませんでした、肯定的な口コミがほとんどで、燃費の良さに多くのオーナーが満足しています。

プリウスの燃費に対する良い評判

良い口コミからオーナーの運転方法や走行距離、走行環境なども参考にして、よりリアルな実燃費をイメージしてみましょう。

  • 「1日で200km近くをA/C使いまくって渋滞含む市街地からちょっとした峠までパワーモードで遊んだりガンガン踏んでも28km/lを超える燃費。丁寧に走れば30は軽く超えそう。」
  • 「一般道長距離50㎞以上ではコールドスタート、エアコン常時稼働しても30㎞以上、高速は23㎞、納車前からの距離を含めて平均燃費は24.5㎞/ℓ」
  • 「エアコンつけて一般道なら30㎞/ℓ走る時もあり高速道路で90-100kmで走行なら26km/ℓも走ってくれる。大体5000円で1000km走る計算です。」
  • 「所有してその凄さは実感できました。ワンタンク900キロ越えは当たり前でトリップメーターの1000キロ表示には感動しました。ハイブリッド車が増えEV化も加速し立ち位置を危惧する声もありますが、所有してみると満足度はまだまだハイスコアです。テクニックなくての高燃費もプリウスたる所以ではないでしょうか。」
  • 「現在は18Km/L程度で落ち着き。エアコンを使用せず、高速道路の長距離走では26km/Lを記録。まだまだ現役で走れます! 燃料は満タンにすると50Lも入るけど、給油は常に20Lにして軽くして走行してます。」

市街地や峠でも低燃費走行ができる

渋滞や信号の多い市街地では、発進・停止の頻度が多く、燃費が悪くなりがちです。

更にこちらのユーザーの場合はエアコンも使っていますが、燃費は驚きの28km/L。特に燃費を意識した走行でなくても、低燃費走行できるのはプリウスならではの魅力でしょう。

コールドスタートにも影響されにくい

燃費が悪くなる原因のひとつに、コールドスタートがあります。コールドスタートとは、エンジンが暖まらない状態で発進することで、送り迎えや通勤など短距離走行が多い場合についやってしまいがちです。

口コミを見ると、プリウスであればコールドスタートにも影響されず、エアコン使用も加えて30km/L以上が出ることがわかります。短距離走行が多い方にもプリウスが最適です。

エアコンを常時つけていても低燃費

エアコンのかけすぎは燃費に影響するので、必要のないときはOFFにするのがガソリン節約には欠かせません。ただプリウスならエアコン常時つけても30km/L以上になるようです。

こちらのオーナーは高速道路でも走っていますが、それでも26km/Lと低燃費。長距離運転が多い方のお財布にも優しいコストパフォーマンスが魅力です。

燃料満タンで航続距離1,000km!

プリウスオーナーの口コミで多かったのが、ガソリン満タン時の航続距離表示。何と1,000kmと表示されるので、ワンタンクでどこへでも行けてしまいそうです。

ガソリンを半分にしても十分走れて燃費効率もアップ

燃費効率を上げるためには、車の重量も大切です。できるだけ軽くすることで、ガソリンを節約できます。ガソリンを満タンにしないのもテクニックのひとつです。ただ、少ないガソリンでは長距離移動は不安な方も多いでしょう。

そんな悩みもプリウスの燃費の前では問題ありません。単純計算でガソリンを半分にしても500kmは走れます。賢く給油してさらにプリウスの燃費効率を高めましょう。

プリウスの燃費に対するイマイチの評判

口コミの中には、プリウスの燃費に対するイマイチな評価もいくつか見受けられました。3つのイマイチな口コミをご紹介します。

  • 「プリウス4年目、初めての車検(6月)を受けてから、突然燃費が悪化しました。それまでの平均燃費は、22.8km/l、冬場でも20km/lを割ったことはありませんでした。現在、寒いということもあり15km/l何か考えられる原因はありますでしょうか?車検のときに、タイヤをブリジストンからgoodyearに交換しております。車の運転等については、なんら変わっていないつもりです。」
  • 「プリウス納車一ヶ月が過ぎましたが、燃費が思うように伸びません。燃費計トリップAをクリアせず、900キロ程走りましたが燃費は11km/lです通勤に使うので一度に乗る距離は短く5キロくらいです。燃費が気になり極力エアコンを切り、過剰にアクセルを踏まないように意識しての結果です。」
  • 「プリウスは、評論家の評価は良いですが、エコモードで走っても実際の燃費では20㌔は行きません。高速では90キロ以下で走らないと23キロも出ません。30キロって大ウソです。暖房のききも悪く、冬はなかなか暖まりません。20㌔以上出るのは、信号も少なく、40-60キロの一定速度で走れるのどかな所なんでしょうね。」

車検後などに燃費が落ちることがある

これまでは燃費が良かったのに車検などをきっかけに落ちることがあるようです。他の口コミでは定期点検後に燃費が落ちたという声もありました。原因としては、車検・定期点検後の装備変更や燃費計の不具合などが考えられます、明らかに燃費が落ちた場合は、ディーラーに改めて点検を依頼しましょう。

短距離走行では燃費の良さを発揮できない

市街地や郊外、高速道路などを低燃費で走れるプリウスですが、口コミのような短距離走行ではさすがのプリウスも力を発揮できません。プリウスに限りませんが、短距離走行はバッテリーの充電が不十分で、ガソリンを多く消費してしまいます。短距離走行の頻度が多い方は、プリウスの燃費性能を感じにくいです。

冬場は燃費が悪くなりがち

気温の低い冬に燃費が低いという口コミもありました。燃費性能が高いプリウスの燃費が下がってしまうと異変を感じますが、冬はどの車種も燃費が悪くなりがちです。エンジンが温まるまでに時間がかかるので、夏や秋よりもガソリンを消費します。気温の低い地域でより影響を受けやすいため、あらかじめ冬の燃費を理解しておきましょう。

プリウスの燃費はネット上からも高い評価を受けている!

ネット上のプリウスの燃費に関する口コミを調べてみたところ、ほとんどが良い評判でした。

燃料満タンで航続距離1,000kmという驚きの表示はもちろん、さまざまな条件下でも燃費の良さを発揮します。市街地走行や高速道路、コールドスタート、エアコン常時稼働などにも影響されにくく、快適なドライブを楽しむことが可能です。

一方、イマイチな口コミには、燃費効率がある時から悪化した、普通に走っていても燃費が悪いなどの声がちらほら。短距離走行や冬場運転などの燃費効率の悪さは、プリウスにも当てはまります。運転の仕方や環境を考慮した上で、燃費が明らかに悪い場合は点検が必要でしょう。

プリウスにお得に乗り始めるなら「新車リース クルカ」がおすすめ!

燃費の良さに感動して、プリウスに乗りたくなった方が多いのではないでしょうか。ただ、燃費以外にもハイクオリティな車種であり、価格は250万円~330万円ほどと決して安くはありません。

そこで、プリウスの購入は難しい方におすすめなのが「新車リース クルカ」というサービスです!

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クルカでは、プリウス Sツーリングセレクションを取り扱っています。いくつかのプランがあり、月額料金やオプションなどが異なります。どのくらいの費用でプリウスに乗れるかを表で確認し、利用を検討してみましょう。

プラン名月額料金オプション
Aプラン
(ベーシック)
29,800円ディーラーオプションフロアマット
Bプラン35,000円ナビ・ETC付
Cプラン
(フルパック)
39,000円ナビ・ETC・ドライブレコーダー・フロアマット付

まとめ

今回はプリウスの燃費について、カタログ燃費や実燃費、オーナーからの評判などをまとめてご紹介をしました。

プリウスは、カタログ燃費・実燃費ともに高水準で、燃費効率に優れた車種です。口コミにも燃費に満足している声が多く、エアコンや短距離走行などにも影響されずに、低燃費を維持する性能は評価を集めています。

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