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車を安く買う方法とは?カーリースを利用して賢く乗るコツも解説!

車を安く買う方法とは?カーリースを利用して賢く乗るコツも解説!

車の購入をするとなれば少しでも費用を抑えて手に入れたいものです。「車が安い時期はいつ?」「車が安くなるポイントは?」こんな疑問をお持ちの方のために、今回は車を安く買う方法について解説をしていきます。

そもそも新車ではなく中古車を購入した方がいいのか?最近話題の車のサブスクリプションやカーリースなども選択肢として考えるべきなのかも気になりますよね。この記事を通じて、車を賢く買う方法とリスクについてもご理解をいただければと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

車を安く買うための4つの方法を紹介

まずは車を安く買う4つの方法について解説していきます。

  1. 安い時期を狙う
  2. 値引き交渉はできるところまでする
  3. 車は下取りよりも買取してもらうこと
  4. 安くて質の良いお店で買う

上記を順を追ってみていきましょう。

①安い時期を狙う

中古車を販売するほとんどの会社には、安い時期と値下げ交渉がしにくい時期があります。

【車を安く買いやすい時期】

  • 決算月である「3月」
  • 夏のボーナス時期の「6〜7月」
  • 半期決算月の「9月」

この3つの時期はかなりの確率で、値下げ交渉をすると安くしてくれます。車の販売会社も売らなければならない時期のため、客足も多くなるでしょう。

ただしいざ購入するとなった場合にはじっくり考える時間も少ないかと思うので、事前に欲しい車種をピックアップしておくのが良いでしょう。

①値引き交渉はできるところまでする

基本的に値引き相場は新車の場合が「10%」、中古車の場合は「3~15%」となっています。新車であっても、安い車(軽自動車やコンパクトカーなど)は「5%」ほどしか値引きしてもらえません。

中古車も、もともと安い車であれば、3%ほどしか値引きしてもらえないでしょう。もともと車体価格が高めのセダン、ミニバン、SUVなどの中古車であれば、「10~15%」は値引きしてもらえます。ただし、会社によっては全く値引きできないところもあるので注意が必要です。

値下げ交渉しやすい(本体価格以外の)諸費用は、納車費用・手続き代行料・納品前の整備・クリーニング料等です。購入から乗車までにかかるコストをできるだけ減らしてもらったり、自分でできる手続きは済ませるなど工夫をしながら交渉をしましょう。

②車は下取りよりも買取してもらうこと

車を購入する際、今まで乗っていた車は下取りをしてもらうか、別で買取をしてもらうかどちらかになるでしょう。

下取りする場合、その営業マンのさじ加減で価格が決まってしまいがちですが、買取であればめいっぱい金額で買い取ってもらえるため、結果的に安く車を買えます。

新車・中古車をなるべく安く購入したいなら、下取りで出すよりも買取査定をしてもらった方が良いでしょう。まず買取に出す際は、事前に車の下取りをした場合と、他の買取業者での場合の見積り金額を調べます。

それらを調べた上でいくらで売りたいのかを決めておくと、交渉しやすいですし、安く新しい車を購入できます。トヨタや日産などの大手自動車メーカー各社のホームページを見ると、その車種の下取り参考価格も調べることができます。

③安くて質の良いお店で買う

「新車ほど良いものを購入したいわけではないけど、古くて質の悪い車は嫌だ。」という方にはディーラーもしくは、レンタカー会社での購入がおすすめです。

ディーラーやレンタカー会社にある車は、代車や試乗などレンタルとして利用された車がほとんど。
そのためお客様に安心して乗ってもらえるように、定期的にメンテナンス・点検がされています。

車を安く買うための5つのポイントを紹介

車を安く買うための5つのポイントをご紹介します。

①欲しい車種や条件を明確にしておく

車を安く買うためには、欲しい車種を決めておくことが大切になります。欲しい車が決まっていないと、選んでいるうちにどんどん予算が高くなってしまい、結果的に車を安く購入できなくなってしまいます。

メーカー、車種、年式、装備、カラーなど、これだけは譲れないというポイントを2~3つ程絞ると、その車種の最安の車を狙えます。

②リセールバリューの高い車種を購入する

リセールバリューとは、数年後に売った時の価値のことをいいます。数年後に売っても価値の高そうな車を選べば、その車を手放す際にバックする金額が大きいため、実質コストを減らせます。

リセールバリュー30%リセールバリュー40%
購入価格300万円300万円
数年後の売却価格90万円120万円
実質負担費用210万円180万円

上記の表からもご理解いただける通り、購入価格300万円だとして、リセールバリューがたった10%違うだけで、実質コストが30万円も違うのです。

  • 購入価格200万円の場合、実質コストの差額は20万円
  • 購入価格400万円の場合、実質コストの差額は40万円

つまり購入価格が高ければ高いほど、リセールバリューが高い車を選ぶと良いというわけです。

例えば、ファミリカーやコンパクトカー軽自動車よりも、トヨタのランドクルーザー70(1970年代)などのクラシックカーの方が価値が高く、リセールバリューが高くなります。これらのリセールバリューの価値も視野に入れて車を選ぶようにしましょう。

③年式の古い車を選ぶ

当然ですが中古車は年式が古い方が安くなります。外装、内装などトータル的に見て、どれぐらいまで古くても妥協できるかも見てみましょう。

ただ古くても、価値が高い車は存在します。多く出回っていて価値の低い車種は、年式が古ければ古いほどかなり安く購入できるため、そういったものを選びましょう。

④人気のないボディカラーを選ぶ

中古車は同じ車種で同じ年式でも、人気なカラーは高く値が付いています。多くの車種の人気カラーは白か黒です。赤や青、黄色、緑といった個性的なカラーも中古車に多く存在しますが、そういったのもは安く値がついていることが多いんです。

街中でも、黒、白、グレーといったモノトーンなカラーの車をよく見かけます。色が違うだけで数十万も差ができてしまうため、できるだけ安く抑えたい場合は、人気ではないカラーを選択することをおすすめします。

⑤走行距離が多い車を選ぶ

「走行距離10万km超えは厳しい」というのをよく耳にしますが、最近(約2.3年落ち)の日本の車は20万km以上でも走れます。タクシーでも40万km以上走るともいわれています。

むしろエンジン回りの部品交換目安が10万kmになるため、10万kmを超えた車を選べば交換する費用がぐっと減るのではないでしょうか。

ただ走行距離が長い車を選ぶと、リセールバリューが低くなりがちなので、注意しましょう。

車を安く買う時の注意点

中古車は誰がどのような運転をしていたのか、どのようなメンテナンスをしていたのかが分かりません。そのため、どうしても新車よりも車の安全性は下がってしまいます。

では少しでも安全性の高い中古車を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。実際に購入する際に注意して見るべきポイントは以下の6つです。

  1. 壊れにくいメーカーや車種を選ぶ
  2. 価格を重視して選ばない
  3. アフターサポートがあるか確認する
  4. 新車登録から13年を超えていないか確認
  5. 試乗して細かい所まで動作確認する
  6. 修復歴有り・水没車は避ける

ほとんどの日本車は外車よりも壊れにくく、その中でもトヨタの車は安全性にかなりの定評があります。また試乗する際は、エンジン音やブレーキ、ワイパーの動作確認、エアコンの効きなど細かい所までチェックをしましょう。

中古車の場合、試乗できずにいると、修理が必要な箇所を後から請求される場合があります。

そして新車登録から13年以上超えていると、税金が高くなります。排気量と年数によって車の税金が変わってくるため注意をしましょう。

中古車購入vsカーリースはどちらが安いの?

では中古車を購入するのとカーリースを利用して車を購入するのではどちらが安いのでしょうか。

まずカーリースとは、あなたの選んだ新車をカーリースが購入します。あなたはただ月額料金をカーリースに支払うだけで、新車を長期的に利用できます。中古車だと完全にあなたのマイカーになりますが、カーリースだと所有者がカーリース、契約者はあなたになるのです。

cerbestの調べによると中古車購入とカーリース(※新車リースクルカ)の料金を調査・比較した場合、総額で約30万円ほどカーリースの方が費用を抑えて利用できるという結果も出ております。下記の記事で詳しく解説をしておりますので、是非あわせて参考にしてみてください。

車のサブスクリプションvsカーリースはどちらが安い?

まずは車のサブスクリプションとカーリースの違いについて簡単に解説します。

どちらも車に対する支払い方は同じですが、月額料金の中に保険等の諸費用が含まれているのかで月額料金に差が出ております。

一般的なカーリースは「自動車税・自賠責保険料」の必ず支払わなければならない諸費用が月額料金に含まれています。しかし、車のサブスクリプションの場合は、「自動車税・自賠責保険」の他にも「任意保険・車の定期メンテナンス費用」なども含まれています。

そのため、月額料金はカーリースの方が安く設定はされておりますが、任意保険やメンテナンス費用は含まれていないケースが多いので、別途加入が必要になります。単に月額料金が安いという訳ではなくカーリースが車のサブスクに比べて割安なのはそのような仕組みの違いも背景にはあることは理解をしておきましょう。

短期・長期で利用する場合の違い

車の利用期間が短い場合は、1年〜3年の短期プランが用意されているカーリースの方がお得に利用できます。

車のサブスクリプションもカーリースも長期で利用する場合は、ガソリン代は基本的に満タンにしてから返却しなければなりません。しかし、カーリースは利用時間が短いため、ガソリン代が月額料金に含まれている業者もあります。そのため短期間で車を利用する場合には、カーリースでの利用をおすすめします。

解約金の違い

車のサブスクリプションは利用者が運転できない状況になった場合のみ、書類提出で違約金無しで解約ができます。その一方、基本的にカーリースでは途中で解約できません。

カーリースは決められた期間により、月額の利用料金が定められております。そのため、免許返納や死亡事故などで利用できなくなった場合は解約時の違約金を求められてしまいます。

車を安く手に入れたい方はカーリースがおすすめ

前述でもご紹介をしたように車を一番安く手に入れられるのはカーリースです。カーリースは車のサブスクリプションや中古車購入に比べて負担する金額が少なくなります。

長期で車を所有するという訳ではないけれど、レンタカーよりも長く借りたいという方にもおすすめです。

ほとんどのカーリース業者では、車検や任意保険やメンテナンス費の諸費用はかかりませんが任意保険に入っていないというリスクがあります。もし心配であれば、別途カーリースでは任意保険に加入することもできますので、月額料金だけでなく利用目的にあわせた汎用性の高さもカーリースの特徴です。

まとめ

今回は車を安く買う方法とポイントについてご紹介をいたしました。

ここで車を安く買う方法をいくつか述べさせていただきましたが、あまりに車が相場から外れているとその分リスクも生じてきます。また、年数・走行距離が経っていると、車両本体価格が安くても、修理代や税金が高く付いてしまう場合もあります。

最近注目がされているカーリースでは、税金や保険なども含まれた月額リース料金を支払うだけで、新車に気軽に乗り始めることができます。車も購入する時代から借りる時代に変化をしていますので、ご自身のライフスタイルにあわせた賢い車の乗り方としてカーリースも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。