ユーザー車検とは?メリット・デメリットや利用する注意点を解説!

ユーザー車検とは?メリット・デメリットや利用する注意点を解説!

自動車を維持するために、車検は必ず行わなければならないことです。

業者に依頼するのが一般的ですが、費用がかかるのは気になるところでしょう。そこで注目されているのがユーザー車検です。オーナー自らが行う車検で、手続きや手間などには注意が必要なものの、費用の削減につながります。

今回は、ユーザー車検について、メリット・デメリットや注意点などを詳しく解説します。車検なしで利用できる新車リース クルカもご紹介するので、ぜひ利用を検討してみましょう。

ユーザー車検とは

これまで業者に依頼して車検を行っている方にとっては、自分で行うユーザー車検はイメージしにくいでしょう。「自分で車検をとるなんて本当にできるの?」と感じている方も多いはずです。

ユーザー車検とは、ドライバー自らが行う車検のことです。具体的には、全国の運輸支局に車を持ち込み、点検を行って車検を取得します。ディーラーや車検業者に代行してもらう必要がないので、車検費用をおさえられるのが特徴です。

車検に通るために点検・整備は必要なものの、車に関する情報を書籍やネットで得られるようになっているので、比較的利用しやすくなっています。

ユーザー車検について、もっと知るために利用の流れや検査項目、必要書類、費用の4つのポイントも後ほど詳しく解説していきます。

ユーザー車検の流れ

ユーザー車検は、全国の運輸支局で受けることができる車検です。そのまま車を持ち込んでも利用できないので、まずは自動車区分に応じた機関で予約する必要があります。予約できたら、当日に検査場で必要書類の提出・経費の支払いを行い、車検に望むことになります。

車検本番は、検査レーンに自動車に乗って待ち、ドライバー自ら指示にしたがって操作を行うという流れです。検査に合格すると、車検証と検査標章が交付され、ユーザー車検は完了となります。

  • ステップ1:普通自動車は管轄の陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会サイトで予約する
  • ステップ2:検査場で必要書類、受付書類を提出する
  • ステップ3:税金・検査費用、自賠責保険料を支払う
  • ステップ4:検査を受ける
  • ステップ5:合格後、車検証が交付されユーザー車検終了

ユーザー車検の検査項目

ユーザー車検は、検査コースを進んでいき、ひとつひとつ検査を行っていきます。検査コースは、地域によって異なることもあるので、利用する運輸支局での検査項目をチェックしておきましょう。主な検査項目を検査コース順にご紹介していきます。

検査項目(検査コース順) 検査内容
同一性の確認 車検証などの書類を提出し、書類と車の状態が同一かをチェック
外廻り検査 ヘッドライトやウインカーの点灯などを外廻りを検査
サイドスリップ検査 前輪タイヤの横滑りをテスト走行で確認
ブレーキ検査 表示に合わせてブレーキ操作を行い、動作を確認する
スピードメータ検査 走行テストを行い、スピードメータの動作を確認する
ヘッドライト検査 表示に合わせてヘッドライトを点灯させ、光量や光軸をチェックする
排気ガス検査 マフラーに排出ガス機器を差し込み、検査を行う
下廻り検査 指示にしたがってブレーキ操作などを行い、下廻りを検査する

ユーザー車検の必要書類

ユーザー車検を受けるには、必要書類を揃える必要があります。業者での車検と異なる部分もあるので、以下の書類をしっかり揃えてユーザー車検に臨みましょう。

必要書類 内容
車検証 車検対象の自動車に交付される書類
自動車損害賠償責任保険証明書 自賠責保険の保険証
自動車税納税証明書 自動車税を納税していることを証明する書類。自動車税納税通知書とともに5月頃送付される
自動車検査票 検査当日に検査場で受け取る書類
自動車重量税納付書 検査当日に検査場で受け取り、支払いに使用する書類
継続検査申請書 検査当日に検査場で受け取る、または国土交通省ホームページからダウンロードする書類
定期点検整備記録簿 定期点検の内容を記録した書類
認印 車の使用者の認印

ユーザー車検にかかる費用

ユーザー車検を利用するうえで、費用も気になるポイントです。業者に依頼する場合は、自賠責保険料・自動車重量税・検査手数料といった法定費用に加え、代行手数料や検査料などの諸経費がかかります。

一方、ユーザー車検は、代行手数料や整備費用などがかからないので、法定費用のほか、検査手数料や継続検査申請書など数千円のプラスで済みますよ。業者依頼では10万円以上かかることが多いですが、諸経費をカットできるユーザー車検では10万円以下におさえることが可能です。

ユーザー車検の詳細な内訳は、以下のようになっています。

  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税
  • 検査手数料:小型乗用車1,700円、普通乗用車1,800円
  • 各パーツの交換費用
  • 点検整備基本料

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検とは何かをおさえたところで、業者での車検に比べて、どのようなメリット・デメリットがあるかを見ていきましょう。メリットに目が向きがちですが、デメリットも理解し、利用を検討することが大切です。

ユーザー車検のメリット

まずユーザー車検のメリットについて確認していきましょう。一番のメリットは費用ですが、車検の機会に車を知れることも嬉しいポイントです。

車検にかかる費用を節約できる

ユーザー車検では、業者に依頼した場合にかかる代行手数料などの諸経費がかかりません。業者での車検に比べると、数万円安くなる場合もあるので、できるだけ費用をおさえて車検を行いたい方におすすめです。

車の状態や維持費用などを詳しく理解できる

業者に依頼して車検を行おうとすると、ほとんど業者に任せきりになります。手間は少ないものの、車のことを知らずに何となく終えることが多いでしょう。

一方で、ユーザー車検は事前のメンテナンスや手続きなどをすべて自分で行います。ユーザー車検をきっかけに、車の状態や維持費用などを詳しく知ることができるのがメリットです。

一度経験すると次回のユーザー車検を楽に進められる

ユーザー車検のデメリットでもご紹介しますが、自分でメンテナンスしたり、手続きしたりするのは時間と手間がかかります。初めてだとスムーズに行かないこともあるでしょう。

ただ、一度メンテナンスや手続き、実際の検査を経験すると、次回以降段々と困ることなくできるようになるはずです。費用を節約しつつ、手間がかからなくなってくるので、業者依頼と迷っている方は一度利用してみましょう。

ユーザー車検で気をつけたいデメリット

ユーザー車検は、自ら手続きやメンテナンスを受ける手間のほか、いくつかのデメリットや制限があります。3つのデメリットをご紹介します。

車検を受けられる時間帯が限られている

ユーザー車検を受けられる時間帯は、平日のみの受付で、9:00~12:00、13:00~16:00です。土日祝は運輸支局が休みになっており、平日でも時間が限られています。平日仕事をしていて時間をつくれない方などには、利用しにくいでしょう。

手続きや書類の用意に時間・手間がかかる

ユーザー車検を受けるためには、事前の整備や当日の検査のほか、必要書類の準備、手続きなどが必要になります。自分で行う分、業者依頼の車検に比べると時間・手間がかかることを覚えておきましょう。

車の知識が求められる

ユーザー車検には、いくつかの検査項目があり、基準に満たなければ不合格になることもあります。当日に3回まで検査を受けられますが、車検に通すためには点検やメンテナンスに関わる最低限の車の知識が必要です。

車の知識が少なく、自分で整備や手続きが難しい方は、費用は高くなるものの、業者に依頼した方がスムーズに車検をとれるでしょう。

ユーザー車検を利用する上での注意点

ユーザー車検には、費用面などにメリットがありますが、利用する上でいくつかの注意点があります。場合によっては、整備不良で再検査が必要になることもあるでしょう。4つの注意点を解説していきます。

整備不良にならないように事前にメンテナンスしておく

車の状態によっては、整備不良になり、検査に落ちることがあります。そのままの状態で検査に持っていくと、故障などがあり不合格になってしまう可能性があるので、事前メンテナンスが大切です。

ただ、初めてユーザー車検を利用する方やあまり車に詳しくない方は、細部まで整備できない場合もあるでしょう。予備検査場などを利用して、車の状態を整えておくのがおすすめです。

操作ミスしないように課題をよく聞き落ち着いて操作する

検査コースを進むとき、ドライバーが車の操作を行います。手順がわかりやすいように表示や検査員の指示があるものの、初めて利用する方は操作ミスをしてしまいやすいです。

ブレーキペダルの踏みが甘い、サイドスリップ検査でハンドルを切ってしまうなどが良くあるミスで、不合格になることがあります。表示や指示をしっかり確認して落ち着いて操作することが大切です。一回の申請で当日に3回検査を受けられるので、もし落ちてしまったときはミスした部分を確認し、次の検査に臨みましょう。

不合格後2週間経過すると一から再検査に

当日中の検査は3回まで行うことができ、4回目以降の検査も手数料を支払うことで受けられます。当日合格できなくても、2週間以内であれば不適合箇所のみの検査を受け、車検をとることが可能です。

もし不合格から2週間を経過してしまうと、何度かの検査で適合した箇所も一から再検査しなくてはいけません。申請の手間やお金などが無駄になるので、一度不合格になっても2週間以内に通るようにしましょう。

改造やステッカーは検査に通らない可能性あり

車を改造していたり、ステッカーを貼っていたりすると、検査に通らない可能性があります。

フロントガラスに不要なステッカーを貼っている、タイヤ・ホイールのサイズを変更している、ヘッドライトの色を変えているなどは、検査に通らないことが多いです。ユーザー車検を受ける前に原状復帰が求められます。

車検に通りやすくするためには予備検査場を利用するのがおすすめ

ユーザー車検に一度通らないと再度検査に持ち込む必要があるので、時間や手間がかかってしまいます。

時間を取れない方や手間なく車検を通したい方は、できれば車検を終えたいものです。そこで利用をおすすめしたいのが、テスター屋とも言われる予備検査場です。車検前に整備を依頼できる業者で、実際の検査と同じように車を見てもらえます。

もし検査で不具合が出たときは、適切な処置をしてもらえるので、ユーザー車検で通りやすくなります。特定箇所のみを検査してもらうことも可能です。

予備検査場の利用料金は、すべての箇所を点検するか、特定箇所を点検するかで異なりますが、費用としては5000円程度が相場となっています。車の状態や予備検査費用などを考慮して、予備検査場の利用を検討してみましょう。

面倒な車検なしで新車に乗るなら、クルカがおすすめ!

ユーザー車検は、費用の節約ができるものの、必要書類の準備や車検前のメンテナンスなどに時間や手間がかかります。業者での依頼は費用面がデメリットなので、できれば車検そのものを省略したいという方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、「新車リース クルカ」のカーリースサービスです。車検を含む諸経費が月々のリース料金に含まれているので、追加料金なしで利用できます。

その他にも、短期リースであるため故障リスクが少ないことや、常に新型の新車に乗れるといったメリットもあります。車検を任せつつ追加料金を発生させずに車に乗るなら、カーリースという車の乗り方もおすすめです。

まとめ

今回は、ユーザー車検について、利用方法や必要書類、メリット・デメリットなどを解説しました。ユーザー車検とは、業者に依頼せず、自分で陸運支局などで車検をとる方法です。業者での車検にかかる代行手数料など諸経費がかからないので、車検費用を節約することができます。

受付時間が限られていることや、手続きに時間・手間がかかることなどのデメリットには注意が必要です。

車検費用をもっと節約したい、手間をなくしたいときには、新車リース クルカでのカーリースもおすすめですよ。車検費用が月額費用に込みになっているので、追加費用をかけずに新車に乗れます。ユーザー車検について詳しく理解したうえで、ユーザー車検やカーリースの利用を検討してみましょう。