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時間は場所によって違う?車検が時短で終わるテクニックを徹底解説!

時間は場所によって違う?車検が時短で終わるテクニックを徹底解説!

自動車を保有することで必ず必要になってくるのが「24ヶ月点検」いわゆる車検整備点検です。

車検は、2年に1度必ず受ける義務があり、車検切れをした自動車で公道を走る行為は犯罪です。しかし、車検に対する認識が甘く、期限ギリギリの自動車を慌てて業者に駆け込んでくる人も少なくありません。

今回は、車検を受けた時にかかる時間や短時間で受けられるためのテクニックを解説していきます。

車検を受ける方法をご紹介

車検を受けるにはいくつかの方法があります。それは、時間や費用などの車検に関する付加要素によって個々での選択が可能です。ここでは、車検を方法を4つピックアップしてご紹介をしていきます。

①ディーラーで車検を受ける

ディーラーとは、自動車メーカーの店舗のことです。「新車を購入したらディーラー車検」という人もいます。

しかし、メーカーは、急な対応に不向きで、時間もかかる傾向があるので、2~3日は預けることを想定しておかなければなりません。中には、急いでいる旨を伝えれば相談にのってくれる店舗もありますが、予約なしではその対応も難しいです。

②整備工場で車検を受ける

整備工場での車検にかかる日数は平均1〜2日です。しかし、自動車の整備具合や年度末の混雑期によっては、2~3日を必要とする場合もあるので、前もって車検状況を確認しておきましょう。

③車検専門店で車検を受ける

車検専門店は、車検時間の早さを売りにしているので、早く車検をしたい人にはおすすめです。しかし、普段から細かくメンテナンスをしていないと、整備に時間がかかる場合もあるので、時短だけに飛びつくのは注意が必要です。

また、大衆車には柔軟な対応もしてもらえますが、輸入車などの受け入れは難しいところもあります。

④ガソリンスタンドで車検を受ける

最近では、ガソリンスタンドで車検を実施している店舗があります。しかし、本業という訳ではないので、納得のいくサービスが受けられなかったり、混雑していると時間がかかることもあります。

また、早ければ半日ほどで終了しますが、整備士が常駐しているとは限らないので確認が必要です。

⑤ユーザー車検を受ける

最寄りの陸運局に予約をして、ユーザーが直接係員の指示に従い車検を行うのが、ユーザー車検です。

スムーズに進めば数時間で終了しますが、自動車に不具合があった場合、改めて再検査しなければならないので、手間と時間がかかる場合もあります。

車検に受かるためには一定の基準をクリアが必要!

車検に合格するためには、法に定められた基準に沿って、整備をしておかなければならならず、1つでも不具合があれば車検には通りません。それでは、車検に合格するまでの手順を見ていきます。

車検完了までの流れと作業手順

①24ヵ月法定点検

初年度から3年、2回目以降の車検は2年毎に実施をします。24ヶ月法定点検は、運輸省が定めた点検記録簿に基づき、69の点検項目に沿って点検します。項目は、多いですがこの作業は、数時間で終わります。

②整備作業

点検が終了後、自動車の整備が始まります。不具合の生じた部品の交換や部品の交換や取り替えなどを行いますが、一般的な部品やオイル類は在庫があるので、整備に長時間かかることはありません。

輸入車、古車などの部品は、在庫がないことが多く、取り寄せからの整備になるため、作業時間は長くなります。それに加えて、オールマイティな車種を整備できる整備士は少なく、急な対応は難しいので、部品の取り寄せや特殊な作業で時間がかかった場合、早くても2~3日は必要です。

③車検検査

整備が完了した後は、交換部品の具合や車体の安全性をチェックします。この検査が、自動車が安全に走行を行うための合否を見極めます。検査にかかる時間は10~20分程度です。

④追加整備と再検査

車検検査で不合格の判定が出た場合は、追加で整備を行います。これは、合格するまで何度も整備と検査を繰り返して完璧な状態にしなければならないので、時間は1時間ほどで完了する時もあれば、当日は車検に通らないこともあります。

⑤書類の手続き

車検検査に合格すると、車検期日の更新された車検証が陸運局から発行されて、車検が完了します。数時間での車検をした場合は、適合標章が発行されます。これは、仮の証明書なので後日、車検証を取りに行きます。

上記の1~5の手順を追って、無事に車検が完了すれば走行可能となりますが、作業内容によっては、即日完了といかないのもご理解がいただけるかと思います。

車検に合格するために必要な整備とは?

車検に合格するためには、基準に基づいた整備ができていることが大前提です。車体の基本的な整備としては、下記があります。

  • 車高の高さ
  • ライトやチェックランプなどの点灯
  • ワイパーやウォッシャー液の有無

これらの項目は、日常的にチェックできるので、ほぼ通過します。しかし、この他にも、スピード検査、ライトの光軸やブレーキ検査、足廻り検査を全てクリアしなければ合格はしません。

上記の項目をチェックし、不具合があれば修理するのが整備工場などの24ヶ月点検や整備作業となります。

先述にもあるユーザー車検は、陸運局に自動車を持ち込んで車検を行います。そのため、整備をせず、いきなり車検ラインを通しても、大半がどこかに不具合があり不合格となってしまいます。

車検を時短で完了させる対策方法!

車検は、即日完了する場合もあれば、時間を必要とする場合が多い作業ということがわかりました。しかし、早く自分の自動車に乗りたい人も少なくありません。そこで、車検を時短で完了させるための方法を挙げていきます。

車検の期日を把握しておく

自分の車検期日を把握していないという人は意外に多く、期日ギリギリで慌てて飛び込んでくる人もいます。案内ハガキや車検の連絡などに頼っているのではなく、「自動車を乗るのは自分!」という意識を持って車検期日を把握しておきましょう。

事前に予約をしておく

車検期日が把握が把握できていれば、事前に予約を入れることが可能です。車検は、期日の1ヶ月前から受けることができるので、車検をお願いする業者に連絡を入れましょう。

車検専門店などに車を持ち込む

車検専門店や大手の自動車販売店は、車検重視でのサービスを提供している店舗が多いです。急な車検や時短での車検を受け付けてくれる場合もありますので、気軽にお問い合わせみましょう。

普段からのメンテナンスを怠らない

ユーザー車検は、ほとんどが整備不良で不合格となる!といっても過言ではありません。「自分で車検を通すので、諸経費だけで済んで安く車検ができる」と安易に考えると時間も費用もかかってしまうのです。

普段からのメンテナンスを怠らず、ユーザー車検を利用するのであれば、前もって整備工場に点検依頼をしておきましょう。

所要時間を問い合わせる

古車や輸入車などは、時間がかかる場合もあります。そういう時は、前もって車検時間を確認してから依頼しましょう。交換部品の入荷状況などによっては、一度点検返却からの再入庫をさせると時短に繋がります。

まとめ

今回は、車検を受けた時にかかる時間や短時間で受けられるためのテクニックをご紹介させていただきました。

車検は、2年に一度の検査なのでうっかり忘れたり、手続きが面倒でつい後回しにしがちです。しかし、車検を依頼する場所や作業内容などを把握しておけば、短時間での車検も可能です。

早く車検を終わらせて自分の自動車に乗るためにも、短時間で車検が受けられるテクニックを身につけておきましょう。