プリウスは事故が多い理由は?事故が起こる原因や保険率も解説!

プリウスは事故が多い理由は?事故が起こる原因や保険率も解説!

トヨタのプリウスは、世界初の量産ハイブリッド車として知られており、ハイブリッド車の代名詞ともいえる車です。

燃費の良さが最大の特徴であるプリウスは幅広い世代から人気を集めており、街中でもよく見かける車種です。しかし、その一方でプリウスには事故が多いというイメージがあります。

今回は、プリウスが事故の多い原因と事故を防ぐ方法、保険率などについて解説をしていきます。

プリウスの購入を検討している方はもちろん、既にプリウスのオーナーの方も事故を防ぐためにぜひ参考にしてみてください。

プリウスミサイルとも呼ばれた理由

「プリウスミサイル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。兵器のひとつであるミサイルとプリウスを組み合わせた造語であり、インターネット界隈で生まれたネットスラングです。ニコニコ大百科(仮)では、以下のように表現されています。

プリウスミサイルとは、日本国内で運用されている非人道兵器である。

参照:ニコニコ大百科(仮)

なぜそのように表現されているかというと、車が暴走し事故を起こした際に、その車がプリウスで多かったことが関係しています。ミサイルのようにプリウスが歩行者に突撃することを表現した言葉であり、池袋で起きた事故をきっかけに認知度が高まり、各地の事故において使われる言葉になっているのです。

プリウスだけの問題ではないものの、プリウスの事故がクローズアップされた結果、「プリウスミサイル」という言葉が生まれてました。

プリウスの保険率はどのくらい?

「プリウスミサイル」というネットスラングをご紹介しましたが、実際にプリウスは他の車種に比べて事故が多いのでしょうか。事故を起こした車両名は公開されていないため、ここでは、保険料率クラスで事故が多いのかを解説していきます。

保険料率クラスとは、損害保険料率算出機構が算出しているデータであり、対人賠償、対物賠償、搭乗者傷害、車両の4項目において事故実績に応じて1~9の数値が付けられ、数値が高いほど保険料が高くなるという仕組みです。数値が高いほど事故が多いとも言い換えることができるので、プリウスとその他の車種で数値を比較してみましょう。

車種名 対人賠償 対物賠償 搭乗者傷害 車両
プリウス(型式:ZVW55) 3 6 5 8
クラウン(型式:UZS131) 9 8 9 1
カローラ(型式:ZWE214) 7 8 7 8
カムリ(型式:VZV33) 7 9 5 9

参照:損害保険料率算出機構

トヨタのセダンと比較しましたが、クラスだけを見るとプリウスが特別に高いわけではないことに気づくでしょう。

あくまで事故実績を参考にした数値であり、数値が高いから危険な車ということはできませんが、プリウスが多くの事故を起こしている、他の車種よりも危険と言い切ることはできません。

プリウスに事故が多い原因

保険料率クラスを参考にすると、一概にプリウスに事故が多いとは言い切れませんが、印象的な事故が多かったり、社会問題になったりすることには原因があります。主に考えられるものとして、4つの原因を詳しく見ていきましょう。

  • 保有台数が多く年齢層が幅広い
  • シフトレバーの配置が他の車種と異なる
  • 加速方法と静粛性によってミスが起きやすい
  • BレンジをRレンジと間違える事例がある

保有台数が多く年齢層が幅広い

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が例年発表している「乗用車ブランド通称名別順位」では、車種ごとの台数を年別・月別で公開しています。

2021年1月の台数を見てみると、プリウスは4,343台で第16位に位置しており、比較的多い車種といえるでしょう。

また、プリウスを選ぶ年齢層は幅広く、若者から高齢者までに乗られています。若者に比べると高齢者の事故リスクは高いといわれており、高齢者のプリウスドライバーが事故の多さに関係している可能性があるでしょう。

シフトレバーの配置が他の車種と異なる

プリウスのシフトレバーの配置は、他の車種と異なっています。通常は、発進やバックの前にブレーキを踏みシフト操作する必要があります。

プリウスについても、PからR、N、Dに移行する際はブレーキを踏む必要があるのですが、Nからのシフト操作に注意が必要です。

NからD、Rはブレーキを踏まずに操作できるため、突然発進・後退するおそれがあります。信号停止や短時間の停止でNに入れている場合などに、急発進・後退によって事故が起きる可能性があるのです。

加速方法と静粛性によってミスが起きやすい

プリウスは、電気モーターとエンジンを使用した加速方法を採用しており、スムーズで静かな加速感が特徴です。

快適なドライブを実現するポイントでもありますが、事故を起こしやすい原因ともいわれています。静かに加速することによって、スピードの出しすぎに気づかなかったり、いざブレーキをかけるときに焦って踏み間違えたりする可能性はゼロではありません。

BレンジをRレンジと間違える事例がある

プリウスのシフトレバーには、エンジンブレーキを効かせたいときに使用するBレンジがあります。Bレンジはバック走行ではありませんが、文字の印象からRレンジで間違える事例があるようです。BレンジとRレンジを勘違いすると、バックすると思った車が前進するので、事故が起きてもおかしくありません。

プリウスでの事故を防ぐ対策方法

プリウスが特別事故が多い車とは言い切れませんが、事故につながると思われる原因がいくつかありました。

ドライバーの意識や運転の仕方にもよるので、事故を防ぐには安全運転に配慮することが大切です。運転の基本でもありますが、プリウスで事故を防ぐ方法を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 搭載されている安全性能を活用する
  • 油断せず運転する
  • 急な車線変更や右左折を避ける

搭載されている安全性能を活用する

プリウスには、トヨタの車種に搭載されている安全性能が充実しています。事故を未然に防く機能が搭載されているので、上手く活用して運転することによって、事故なく安全に運転できるでしょう。

プリウスに搭載されている安全性能は、以下の通りです。

  • プリクラッシュセーフティ:車両や歩行者を検出し、警報で知らせたり、衝突回避・被害軽減をサポートしたりする機能
  • インテリジェントクリアランスソナー:衝突回避や衝突被害軽減をサポートするシステム
  • レーントレーシングアシスト:車線逸脱の可能性をブザーとディスプレイ表示で注意喚起
  • オートマチックハイビーム:ハイビームとロービームを自動で切り替え
  • レーダークルーズコントロール:車速に応じた車間距離を保つ追従走行をサポート
  • リヤクロストラフィックアラート:駐車場から後退する際に接近車をレーダーで検知
  • シンプルインテリジェントパーキングアシスト:駐車位置への誘導やステアリング操作をアシスト
  • ヒルスタートアシストコントロール:坂道発進時にずり落ちを緩和しスムーズな発進をアシスト
  • パノラミックビューモニター:車両を上から見たような映像をナビで確認できるモニター
  • SRSエアバッグ:前席と後席の乗員を守る6つのエアバッグを搭載
  • 全方位コンパティビリティボディ構造:車同士の衝突時に共存を追求したボディ構造を採用

油断せず運転する

日々車を運転しているからといって、必要以上に余裕を持ったり、油断したりしてはいけません。

気を抜いて確認を怠ったり、運転中にスマートフォンを操作したりするなど油断してしまうと、いざというときに反応できずに大きな事故につながるでしょう。運転経験に関わらず、常に緊張感を持って運転することが大切です。

急な車線変更や右左折を避ける

急な車線変更や右左折は、事故のリスクが高くなります。

出勤時間や待ち合わせ時間、予約時間などが迫っていて急いでいるときほど、運転が雑になりやすく、対向車や歩行者を十分に検討しないまま車線変更や右左折をしてしまう可能性があります。時間に余裕を持ち、しっかり周りを見ながら、丁寧な運転を心がけることが大切です。

プリウスに安全かつお得に乗るならカーリース

事故のイメージがあるプリウスですが、トヨタが誇る安全機能が充実していたり、ドライバーの意識次第で安全に乗れたりするなど、決して危険な車ではありません。

燃費の良さや室内空間の広さ、使い勝手の良さなどの魅力も多くあり、日常生活やレジャー、ドライブなどで活躍するでしょう。

プリウスが気になっているものの、購入するのは難しいという方には、カーリースがおすすめです。カーリースは、月額定額で車を利用できるサービスであり、月額料金には保険料や税金など諸経費が含まれているので突発的な出費を気にせず、車を手に入れることができます。

契約期間後に車を自分のものにできるカーリース、業者によってはメンテナンスが含まれているプランなどの安全への保証も充実したサービスもあります。目的や希望に合わせて最適なカーリースでプリウスを利用してみましょう。

まとめ

今回は、プリウスの事故が多いことについて詳しく解説しました。

「プリウスミサイル」というネットスラングや社会問題にもなった大きな事故などから、プリウスは事故が多いというイメージを持たれています。

ただ、保険料率クラスでは特別数値が高いわけでなく、プリウスだから危険ということはできません。とはいえ、シフトレバーの配置や加速方法・静粛性、幅広い世代に使われていることなど、事故につながりやすい原因も確かにあるので、運転には気を付ける必要があります。

プリウスに搭載されている安全性能や安全運転のポイントをしっかり理解したうえで、プリウスのカーリースや購入を検討し、事故を起こさずに安全に利用しましょう。