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フィットの燃費は悪い?実燃費や新型vs旧型で比較して解説!

フィットの燃費は悪い?実燃費や新型vs旧型で比較して解説!

車選びのポイントとして、燃費を重視する方も多いのではないでしょうか?燃費が高いほどガソリン代が安くなりますので、車にかかる維持費用を節約することができます。

様々な車種が販売されていますが、今回はホンダのフィットを取り上げて燃費性能をご紹介していきます。新型フィットと旧型フィットの燃費の違いやカタログ燃費、実燃費、燃費に関するオーナーからの評判などをご紹介しますので、ぜひ車選びの参考にしてみてください。

フィットってどんな車?

ホンダ フィットは、J.Dパワーの初期品質評価において、2020年にナンバーワンを獲得するなど、質の高さを評価されている人気コンパクトカーです。シンプルで親しみやすいデザインを採用し、すっきりとしたフォルムに作られています。

ライフスタイルにあわせてフィットに乗れるように、5つのタイプを用意しているのも特徴です。シンプルデザインの「BASIC」、上質さをプラスした「HOME」、2トーンカラーを選べるアクティブな「NESS」、専用エクステリアを採用した「CROSSTAR」、スタイリッシュなデザインの「LUXE」が用意されています。

それぞれのタイプにハイブリッド車とe:HEV車をラインナップし、走り心地や燃費などにこだわってドライブシステムを選ぶことも可能です。

フィットの乗り心地は?

フィットは、4つの心地よさにこだわり、乗り心地の良いコンパクトカーに仕上げられています。4つの心地よさは、以下の通りです。

  • 心地よい視界であること:デザインや構造を整えて、ドライバーや同乗者の視界を広々と確保
  • 座り心地がよいこと:シート構造や車内設備でどこに座っても心地よい空間づくり
  • 乗り心地がよいこと:爽快な加速、静粛性を兼ね備えた心地よい走りを実現
  • 使い心地がよいこと:室内収納や大きく開く荷室、シートアレンジなどで快適なお出かけをサポート

視界の良さ、座り心地、乗り心地、使い心地を兼ね備えており、快適なドライブや充実した収納などによって、様々なシーンで心地よさを実感させてくれるでしょう。

新型フィットvs旧型フィット!燃費の違いを比較

フィットは、2001年に初めて登場した車種で、2020年2月にモデルチェンジが行われ、新型フィットがリリースされました。デザインや装備など変更されていますが、燃費についてはどのように変わっているのでしょうか?

フィットはこれまでに数回マイナーチェンジを行っており、マイナーチェンジによって燃費性能も変化しています。これまでのモデルの燃費は以下の通りです。

モデル燃料消費率
( JC08モード)
現行モデル(新型)19.8~38.6km/L
3代目(2013年9月~2020年1月)19.0~37.2km/L
2代目(2007年10月~2013年8月)15.2~21.0km/L
初代(2001年6月~2007年9月)17.6~24.0km/L

参照:「ホンダ フィットの燃費・総合情報(歴代のモデル別燃費情報)

現行モデルである新型フィットは、旧型モデルよりも燃費性能が向上されています。

初代から見ていくと、初代・2代目が20km/l前後の燃費でしたが、3代目で新型に迫るほどの燃費性能が実現されました。選ぶタイプにもよりますが、燃費性能を求めるならば、新型フィットを選ぶのがおすすめです。

フィットのカタログ燃費を紹介

まずは、フィットのカタログ燃費からチェックしていきましょう。

カタログ燃費は、ユーザーが実際に乗ってわかった数値ではなく、走行試験によって算出された燃費です。グレードごとに燃料消費率とガソリン代の目安を下記の表にまとめましたので、ぜひ確認してみてください。

グレード燃料消費率ガソリン代
BASIC

18.2~20.4km/L60,098~67,362円
HOME

18.0~20.2km/L60,693~68,111円
NESS

17.0~19.6km/L62,551~72,117円
CROSSTAR

17.4~19.4km/L63,195~70,459円
LUXE

17.0~19.6km/L62,551~72,117円
e:HEV BASIC

25.6~29.4km/L41,700~47,890円
e:HEV HOME

25.2~28.8km/L42,569~48,650円
e:HEV NESS

23.2~27.4km/L44,744~52,844円
e:HEV CROSSTAR

24.0~27.2km/L45,073~51,083円
e:HEV LUXE

23.2~27.4km/L44,744~52,844円

参照:ホンダ フィット 主要諸元表
※ガソリン単価は2020年11月26日時点の価格 レギュラーガソリン122.6円
※年間走行距離は10000kmを想定

フィットの実燃費例を紹介

カタログ燃費とあわせて、実燃費も確認していきましょう。実燃費は、e燃費で公開されており、実際にユーザーが乗ってわかった燃費性能となっています。グレードごとの実燃費、ガソリン代の目安は以下の通りです。

グレード燃料消費率ガソリン代
BASIC/HOME/NESS/LUXE

15.04km/L81,515円
CROSSTAR

25.05km/L48,942円
e:HEV BASIC/e:HEV HOME/e:HEV NESS/e:HEV LUXE

20.82~24.02km/L51,040~58,885円
e:HEV CROSSTAR

19.48~21.53km/L56,943~62,936円

参照:e燃費 ホンダ フィット
参照:e燃費 ホンダ フィット(ハイブリッド)
※ガソリン単価は2020年11月26日時点の価格 レギュラーガソリン122.6円
※年間走行距離は10000kmを想定

フィットに限りませんが、カタログ燃費に比べると実燃費の方が低くなるのが一般的です。

フィットにおいてもハイブリッド車とe:HEV車の両方で、実燃費がカタログ燃費を下回っています。CROSSTARにおいては、カタログ燃費を上回っているので、高い燃費性能を期待できるでしょう。

フィットの燃費に関する口コミ・評判

フィットの燃費性能について、ユーザーはどのような感想を持っているのでしょうか?フィットの燃費についての口コミ・評判をいくつかピックアップしましたので、フィットの燃費性能を見極めるヒントにしてみましょう。

フィットの燃費に関する良い口コミ・評判

まずは良い口コミ・評判からご紹介します。

  • 「渋滞の多い街乗りで15km/l、高速は18km/lから24km/l。高速は走り方で燃費が変わる。」
  • 「普通に16〜18kmは走るし、高速では20km近く💦 BNR32との比較故、満足度100%です😅👍」
  • 「街中で約18km/L。郊外に行くと24km/Lまで伸びる時があります。」

※参考:みんカラ

発進・停止の頻度が多い街乗りでも、15~18km/Lほどを出しているユーザーが多くいました。高速走行では20~24km/Lに向上している声も見受けられ、燃費性能に満足しているユーザーが多くいらっしゃるようです。

走り方によって燃費が変わるという声もありましたので、丁寧な運転を心がけるとより燃費の良さを実感できるでしょう。

フィットの燃費に関するイマイチな口コミ・評判

良い口コミ・評判が多くあったものの、イマイチな口コミ・評判もいくつか見受けられました。

  • 「1500ガソリン車としては平均的かちょっと良い位かな。」
  • 「もう少し伸ばせるかな。今のところですが11.5キロ程度。」
  • 「自分が走ると郊外長距離で21km/L、市街地で13km/L程度。父が走ると市街地9km/Lまで落ちます。CVTに合わせた燃費走行が肝かと。」

※参考:みんカラ

「もう少し伸ばせると思った」「思ったよりも低い」など、フィットの燃費に期待しているからこそ、期待よりも低かったという声が多かったです。カタログ燃費や実燃費をしっかり調べることとあわせて、燃費が良くなるように運転の仕方に気を付ける必要もあるでしょう。

フィットにお得に乗るならカーリースがおすすめ!

フィットは比較的燃費性能の高いコンパクトカーですが、車両価格は150~250万円ほどとなっており、決して安い買い物でもありません。購入は難しいけどフィットを利用したい方には、カーリースの利用をおすすめします。

カーリースは月額料金で車を利用でき、月額料金には保険料や税金などの維持費用が組み込まれていますので、シンプルで利用しやすい料金設定です。メンテナンスサービスが含まれていたり、メンテナンスパックを追加で利用できたりするカーリースもあり、メンテナンスの費用や手間を省くこともできます。

また、カーリースは契約期間が決められているので、一定の契約期間中だけフィットが必要というときにも活用できます。

まとめ

今回はフィットの燃費について詳しく解説しました。

フィットのカタログ燃費は17.0~29.4km/L、実燃費は15.04~25.05km/Lとなっています。新型フィットと旧型フィットの燃費を比較してみると、マイナーチェンジごとに燃費が向上しており、新型フィットが最も燃費が良いです。

燃費に関する口コミ・評判もしっかりチェックして、フィットの購入やカーリースを検討してみてくださいね。