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ジムニーの燃費はどのくらい?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

ジムニーの燃費はどのくらい?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

スズキが製造・販売している小型SUV・ジムニーは、過酷な環境も走破できる力強さやたくましくもおしゃれなエクステリアなどが人気を集めている車種です。走破性や機能性に注目しがちですが、車選びの際には燃費も気になるポイントでしょう。

そこで今回はジムニーの燃費について、カタログ燃費や実燃費、燃費に関する口コミ、燃費を向上するコツなどを詳しく解説します。ジムニーの燃費性能を詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

ジムニーってどんな車?

ジムニーは、ゴツゴツとした無骨なフォルムが特徴的で、根強いファンが存在する小型SUVです。印象的なエクステリアだけでなく、オフロードを走り切る走破性能にも優れています。どのような悪路でも走破するオフローダーとして力強さに磨きをかけた車種です。

悪路以外でも、ジムニーは街乗りでも乗れるように快適性も兼ね備えています。スムーズな高速走行を可能にしたり、各種安全装備で安全性を確保したりするなど、オールラウンドな車種となっています。

ジムニーの乗り心地は?

ジムニーの乗り心地は、オフローダーということもあって、他の軽自動車に比べると揺れや振動を感じるワイルドなものとなっています。乗り心地にこだわった車種には劣るものの、SUVらしい走りを楽しみたい方にはもってこいでしょう。

乗り心地には個性があるものの、静粛性には優れています。悪路や街乗りなどコンディションに関わらず、静かな車内環境が保たれるので、快適な走行を楽しむことが可能です。

悪路での走り心地では、他の車種よりもひとつ頭が抜けた車種となっています。過酷な環境で走行する機会が多い方にはぴったりの車種です。

ジムニーのカタログ燃費を紹介

ジムニーのカタログ燃費は、スズキのホームページで公開されているWebカタログで確認することができます。ジムニーのカタログ燃費は、AT車・マニュアル車それぞれで以下のようになっています。

グレード燃料消費率
(4AT)
燃料消費率
(5MT)
XC

WLTCモード:13.2km/LWLTCモード:16.2km/L
XL

WLTCモード:13.2km/LWLTCモード:16.2km/L
XG

WLTCモード:13.2km/LWLTCモード:16.2km/L

参考:スズキ公式ホームページ

WLTCモードでAT車が13.2km/L、マニュアル車で16.2km/Lという燃費性能です。他のSUV車と比べると、ジムニーのカタログ燃費が高いのか低いのか、「e燃費 クロカン・SUV WLTCモード カタログ燃費ランキング」を参考に見てみましょう。

順位車種カタログ燃費
第1位トヨタ C-HR
(ハイブリッド)
25.0~25.8km/L
第2位レクサス UX
(ハイブリッド)
22.8km/L
第3位マツダ CX-3
(ディーゼル)
19.0~21.2km/L
第4位ホンダ CR-V
(ハイブリッド)
20.2~21.2km/L
第5位トヨタ RAV4
(ハイブリッド)
20.6km/L
第11位スズキ ジムニー13.2~16.2km/L

参考:e燃費

20km/L以上の車種には劣るものの、第11位に位置しており、燃費性能が低いSUVではありません。マニュアル車であれば16.2km/Lとなっているので、比較的燃費の良いSUVと言えるでしょう。

ジムニーの実燃費例を紹介

カタログ燃費はあくまで参考の数値であり、ドライバーの運転の仕方や積載量、道路コンディションなどの影響を受けて、実燃費は変動します。e燃費では実燃費の調査も行っており、ジムニーの実燃費は以下のようなデータが出ています。

グレード燃料消費率
(4AT)
燃料消費率
(5MT)
XC

WLTCモード:12.00km/LWLTCモード:14.38km/L
XL

WLTCモード:12.00km/LWLTCモード:14.38km/L
XG

WLTCモード:12.00km/LWLTCモード:14.38km/L

参考:e燃費

実燃費もSUVのランキングでチェックしてみましょう。

順位車種カタログ燃費
第1位トヨタ C-HR
(ハイブリッド)
21.54km/L
第2位レクサス UX
(ハイブリッド)
18.63km/L
第3位マツダ CX-3
(ディーゼル)
18.38km/L
第4位ホンダ CR-V
(ハイブリッド)
17.76km/L
第5位トヨタ RAV4
(ハイブリッド)
17.68km/L
第21位スズキ ジムニー13.17km/L

参考:e燃費

カタログ燃費では第11位でしたが、実燃費では第21位にランクダウンし、カタログ燃費を下回る13.17km/Lという数値が出ています。運転状況に左右されるものの、実際に運転してみると思ったよりも燃費が良くないという印象を受けるかもしれません。

ジムニーの燃費に関する口コミ・評判

カタログ燃費や実燃費も燃費性能を知る基準になりますが、実際にジムニーに乗って実感した口コミ・評判も貴重な情報です。ジムニーの燃費に関する良い口コミ・評判をいくつかピックアップしましたので、燃費性能をさらに詳しくチェックしていきましょう。

良い口コミ・評判

ジムニーの燃費に関する良い口コミ・評判はいくつか見ていきましょう。

  • 購入以降、すべての満タン計算で燃費を記録していますが、比較的渋滞回避の走行パターンが多いせいか、平均で16km/Lくらいをキープ出来ているみたいで、十分満足です。
  • 平均で12㎞/L弱。軽でこの車重でATで、ちゃんと流れに乗って走れてこの数字であれば十分です。
  • 水温計の枠内に入るまで暖機してチョイノリ繰り返しても10km/lを割らないエコカー。

参考:みんカラ

ジムニーに乗っているオーナーの声を見てみると、カタログ燃費で同じくらいで走れている方や10km/L以上で走れている方が多く見受けられました。燃費性能以外にも走破性やエクステリアなどの魅力もある車種で、「他の部分が充実していて燃費もある程度良くて満足できる」という声も多く、燃費も含めて総合的に満足度が高い車種と言えるでしょう。

イマイチな口コミ・評判

イマイチな口コミ・評判には、以下のような声がありました。

  • 妻も乗れる利便性を取って4ATにしたが、MTとかなり燃費が違う。(10-13km/L)これにより航続距離が短い。登山で遠出すると給油計画を考えておかないと、山中でガス欠になる恐れがあるレベル。
  • 軽の燃費ではない。 悪い。9~14くらいだけど、14はなかなか出ない。
  • 現代の車と比べてはいけません。燃費よりパワーの時代の車です。

参考:みんカラ

燃費性能を求める方にとっては、少々物足りなく感じることも多いようです。AT車とマニュアル車の燃費性能の差や他の軽自動車と比べた燃費性能では、他の車種と劣ることもあります。どの程度の燃費性能を求めるのかをしっかりと見極め、慎重に選ぶことが大切です。

ジムニーの燃費は悪い原因と良くする対処法!

ジムニーの燃費は、ライバル車種のハスラーやタフトなどと比べると悪い数値になっています。その原因のひとつがクロスカントリーでの性能を重視していることがあげられます。燃費の良さよりも悪路でも走行性能にこだわっており、どうしても走行中にエネルギーのロスが発生しています。

ジムニーの燃費を少しでも良くするためには、運転方法の工夫が必要です。加速・減速をできるだけ少なくして一定速度を保ったり、エンジンブレーキで減速したりするなど、無駄なエネルギーを消費しないように気をつけましょう。

最短ルートを計画し走行距離を短くすることや空気圧を適切に保つことなど、運転前の準備も燃費性能向上に重要なポイントです。

ジムニーにお得に乗るならカーリースがおすすめ!

ジムニーは、150~180万円程度の車両価格が設定されており、決して安くはありません。そこで、購入が難しい方やできるだけ費用をおさえたいという方にはカーリースの利用がおすすめします。

カーリースは、月額料金で車を利用できるサービスで、月額料金には保険料や税金などが含まれているので、月々わかりやすくお得な定額料金で車に乗り始めることができます。

その他にも、豊富な車種ラインナップや経費として計上できること、メンテナンスサービスを用意しているリース会社があることなどのメリットもあります。

カーリースを利用すれば新車のジムニーをリースすることができます。ジムニーへの乗車を考えている方はぜひチェックをしてみましょう。

まとめ

今回は、ジムニーの燃費について詳しく解説しました。

ジムニーのカタログ燃費は13.2~16.2km/L、実燃費は13.17km/Lとなっています。ユーザーの口コミ・評判では満足している声が多いものの、実際に運転してみて物足りなく感じる声もありました。

燃費性能を良くするためには、加速・減速の少ない運転やアイドリングを少なくするなど運転の工夫が必要です。ジムニーの燃費性能を詳しく理解して、カーリースも選択肢に入れつつ、購入・利用を検討してみてくださいね。