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アクアの燃費はトップクラス?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

アクアの燃費はトップクラス?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

アクアは、トヨタが製造・販売するコンパクトカーです。ハイブリットモデルのみをラインナップし、燃費性能の高さによって多くのユーザーからの人気を集めています。

車種選びにおいて燃費は注目したいポイントですが、燃費を売りにした車種は他にも多くあります。では、実際アクアの燃費はどのくらいで、他の車種に比べると高いのでしょうか?

今回は、トヨタ アクアの燃費について、カタログ燃費や実燃費、燃費に関する口コミなどを詳しく解説します。燃費を向上するポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

アクアってどんな車?

アクアの特徴は、やはり燃費性能の高さが一番に挙げられるでしょう。コンパクトカーの中だけでなく、車種全体を見てもトップクラスの燃費性能を誇り、最も燃費性能の高いグレードであるLグレードでは29.8km/Lを実現しているほどです。

燃費性能以外にも、様々な特徴を持っています。スマートで存在感のエクステリアや機能性・上質感を兼ね備えたインテリア、コンパクトカーらしい小回りの効く操作性などを備えています。

比較的スペースの限られるコンパクトカーながら、室内長や頭上・座席間のスペースを確保することによって、広々とした室内空間やラゲージスペースがあるのも特徴です。燃費性能の高さでも優れているので、トータルで見ても実用性が高いコンパクトカーと言えるでしょう。

アクアの乗り心地

アクアは、燃費性能の高さが注目されてきたコンパクトカーであり、これまでは内装の雰囲気や乗り心地などは物足りないという声もありました。

フルモデルチェンジは行われていないものの、数回のマイナーチェンジで燃費以外の部分も改善され、現在はハイブリットシステムならではの乗り心地を実現しています。

エンジンとモーターを活用した加速性能によってスムーズに速度が上がり、街乗りはもちろん、高速道路の走行でも他の車種に引けを取りません。モーターがメインで稼働する発進時や中速走行時はエンジン音が少なく、静粛性にも優れています。

静かな車内は乗り心地が良く、音楽を聞いたり、家族と会話をしたりできるなど、ドライブの楽しみが増えるでしょう。

アクアの燃費表示の仕様

アクアには、マルチインフォメーションディスプレイ搭載車と非搭載車があります。それぞれ燃費表示の仕様が異なるので、燃費性能をチェックする前に確認しておきましょう。

マルチインフォメーションディスプレイ搭載車では、ディスプレイ上部に平均燃費が表示されます。オドメーター表示時は始動してからの平均燃費、トリップメーター表示時はトリップメーターをリセットしてからの平均燃費を確認可能です。

DISPスイッチでメニューを切り替えると、エコウォレットやエコジャッジ、5分間燃費といった燃費に関する表示をすることもできます。エコウォレットは燃費をガソリン価格で確認でき、エコジャッジは燃費に配慮した走行ができているかが評価されます。詳しい燃費に関するデータを確認できるので、運転の仕方を改善するきっかけになるでしょう。

マルチインフォメーションディスプレイが搭載されていないアクアには、ドライブモニターが搭載されています。マルチインフォメーションディスプレイと同じように表示するメーターに対応した平均燃費を確認できます。瞬間燃費も確認できるので、リアルタイムの燃費を参考にした運転を実現可能です。

アクアのカタログ燃費を紹介

アクアの燃費性能をチェックする上で、まず参考にしたいのがカタログ燃費です。

アクアのカタログ燃費はWLTCモードの数値が主要諸元表で公開されています。アクアのグレードラインナップであるG、S、L、Crossover“Glam”それぞれのカタログ燃費を下記の表で確認していきましょう。

グレードカタログ燃費
(WLTCモード)
ガソリン代
G/G“GRスポーツ・17インチパッケージ”/G“GR SPORT”
27.2km/L46,875円
S/S“Style Black”/S“GLAMPER”/S“Business Package”
27.2km/L46,875円
L
29.8km/L42,785円
Crossover“Glam”
27.2km/L46,875円

参考:トヨタ アクア 主要諸元表
出典:トヨタ公式サイト

※年間走行距離は10000kmと仮定
※ガソリン単価は2020年10月24日時点を参考 レギュラーガソリン127.5円

カタログ燃費は、Lが29.8km/L、その他のグレードが27.2km/Lとなっており、1年間のガソリン代の目安は10000km換算で4万円台です。

e燃費のカタログ燃費ランキングを見てみると、JC08モードの数値でアクアはトヨタ プリウス、ホンダ フィットに次ぐ第三位にランクインしています。全車種の中でも燃費が良く、燃費性能の高い車種の代名詞であるプリウスに匹敵するほどです。

アクアの実燃費例を紹介

燃費性能を調べるときは、カタログ燃費だけでなく、実燃費も知っておく必要があります。

実燃費は運転の仕方や路面状況などによるので、カタログ燃費よりも下がり、より実際の運転に近い燃費性能がわかります。e燃費のデータでアクアの実燃費例をチェックしていきましょう。

グレード実燃費ガソリン代
Crossover/Crossover Glam/S Style Black
25.47km/L50,058円
2017年モデル L/S/G
24.42km/L52,211円
2015年モデル L/S/G/Sスタイルブラック
23.29km/L54,744円
2014年モデル X-URBAN/L/S/G`s/G/Gレザーパッケージ
22.43km/L56,843円
2013年モデル G/S/L/G`s
22.73km/L56,093円

参考:e燃費
出典:モーターファン
※年間走行距離は10000kmと仮定
※ガソリン単価は2020年10月24日時点を参考 レギュラーガソリン127.5円

カタログ燃費27.2~29.8km/Lに比べると、どのグレードも実燃費の数値の方が低くなっています。

ただ、e燃費の実燃費ランキングでは、トヨタ ヤリス(ハイブリット)、トヨタ ヴィッツ(ハイブリット)、トヨタ カローラ(ハイブリット)、トヨタ プリウス、トヨタ アクアという順になっており、カタログ燃費と同様にトップクラスの燃費性能です。

アクアの燃費に関する口コミ・評判

燃費に関する口コミ・評判もアクアの燃費を知ることができる情報です。良い口コミ・評判とイマイチな口コミ・評判をいくつかピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみましょう。

良い口コミ・評判

ピックアップした良い口コミ・評判は以下の通りです。

  • 通勤片道距離12km、年間走行距離約1万km、生涯燃費は26km/Lに近い。Very Good!!
  • どんな乗り方をしてもリッター20km/Lは超えてきます。月に1000kmは走りますが、給油も2回すれば余裕です。
  • とにかく燃費が良い!片道約32kmの通勤で、最高で片道40km/Lをマーク!!今までポルテで月3、4回給油していたのが月1、2回に減った。

参考:みんカラ

多くのユーザーがアクアの燃費の良さを実感していることがわかります。通勤距離が長い方、短い方、長く乗り続けている方などユーザーによって状況は様々でありながらも、高い燃費性能を維持しているのがアクアの魅力と言えるでしょう。

イマイチな口コミ・評判

全体的に良い口コミ・評判でしたが、いくつかイマイチな口コミ・評判もありました。以下の口コミ・評判を確認してみましょう。

  • はじめの頃こそ22km/L前後だったのですが、最近は本当に燃費が悪く、表示で18km/L、実際は16km/Lくらいです。
  • 冬はエアコンで -5km/L は覚悟していたものの、エアコン無しでも21km/Lが限界です。EVが点灯するように心がけていますが、EVが長続きしたい上に、エアコンをつけているとEVが点灯するまでにかなり時間を要します。現在 18km/L まで落ち込んだため、さすがにディーラーにクレーム。

参考:e燃費
参考:carview

イマイチな口コミ・評判で多かったのは、カタログ燃費に比べて思ったよりも燃費が良くならないという声でした。20km/Lを切ってしまったというユーザーもおり、場合によっては燃費性能に満足できないこともあるかもしれません。

ただ、燃費性能が落ちるのは運転の仕方も関係しているので、アクアの問題とは言い切れないでしょう。カタログ燃費だけでなく実燃費もしっかり確認したり、運転の仕方を見直したりすることも必要です。

アクアの燃費を向上する方法

アクアは燃費性能の高い車種ですが、性能を引き出すためにはドライバーの意識も重要です。

燃費を向上する、高い燃費性能を発揮するためには、丁寧な運転を心がけましょう。急発進や急加速・急停止は燃料を消費しやすいので、優しくアクセルを踏んで発進・加速したり、エンジンブレーキで緩やかに減速したりすることが大切です。

燃費が悪化する原因として、渋滞を避けるようにしましょう。アイドリング状態が続いてしまうので、燃料を多く消費してしまいます。長距離ドライブやレジャー・アウトドアに行くときは、あらかじめ走行ルートを計画したり、交通状況をこまめに確認したりして、渋滞を未然に避けることが燃費向上につながります。

アクアにお得に乗るならカーリースがおすすめ!

アクアは燃費性能が非常に高いものの、購入価格は200万円前後となっているので、初期費用を捻出できないと購入は難しいでしょう。

そこでおすすめしたいのがカーリースです。カーリースは月額料金で車を利用できるサービスで、頭金やボーナス払いが発生せず、月々お得な料金でアクアに乗ることができます。

カーリースでは、購入と同じ通常のナンバープレートが使えるので、ナンバープレートでカーリースとわかられないか心配な方でも安心です。

カーリース業者によっては、メンテナンスサービスが充実している場合もあるので、サービスや料金を比較・検討した上で、アクアをカーリースで利用してみましょう。

まとめ

今回はアクアの燃費性能について詳しく解説しました。

アクアのカタログ燃費は27.2~29.8km/L、実燃費は22.43~25.47km/Lとなっており、どちらも全車種中トップクラスの性能です。口コミ・評判でも評価が高いので、燃費で車種を選ぶ際は選択肢に入るでしょう。

燃費を向上したり、性能を発揮したりするためには、運転の仕方も肝心です。丁寧な発進・加速・低速、渋滞を避けることを意識しましょう。アクアの燃費を詳しく理解して、購入やカーリースの利用を検討してみてください。

この記事の執筆者

carbest編集部
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