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ヴィッツの燃費はどのくらい?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

ヴィッツの燃費はどのくらい?実燃費やオーナーの評判から徹底解説!

ヴィッツはトヨタが製造・販売していたコンパクトカーです。

トヨタのコンパクトカーを引っ張ってきた車種のひとつでもあり、スタイリッシュな外見や走行性能などに優れ、多くのユーザーの人気を集めてきました。燃費性能にも特徴がある車種で、コストパフォーマンスに優れています。では、ヴィッツの具体的な燃費性能はどのくらいなのでしょうか?

今回は、ヴィッツの燃費性能について、カタログ燃費や実燃費、燃費に関する口コミなどを詳しくご紹介します。ヴィッツの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ヴィッツってどんな車?

ヴィッツは、コンパクトカーとして1999年に初めて発売されました。

2019年で20周年を達成したロングセラー車種で、長年多くのユーザーに愛用されています。コンパクトカーらしい小回りの効くサイズによって、街乗りでも快適に運転することが可能です。小柄ながらも抑揚をつけたスタイリッシュなフォルムやシンプルで使いやすい内装も特徴となっています。

日本だけでなく世界でも人気の車種でしたが、2020年2月に海外で使用されていた「ヤリス」という名前に統一され、フルモデルチェンジが行われました。ヴィッツとしては3代目で幕と閉じ、新たなヴィッツとして「ヤリス」が歴史を引き継ぐ形になっています。

ヴィッツの乗り心地は?

ヴィッツは、マイナーチェンジやフルモデルチェンジによって、走行性能がブラッシュアップされてきました。コンパクトカーは小柄なボディタイプであり、SUVやミニバンにパワーや操作性で劣ることが多いものの、ヴィッツについて操作性が高く、快適な乗り心地を実現しています。

ハンドリングに呼応するコーナリング性能や大きめのタイヤで路面の衝撃を吸収できることなど、コーナリングの安定感や振動・衝撃の少ない快適性などが魅力です。スムーズで軽快な走りも可能で、パワーでも物足りなさを感じさせないコンパクトカーでしょう。

ヴィッツの燃費(メーター)の見方は?

ヴィッツの燃費は、運転席に搭載されているドライブモニターディスプレイで確認することができます。表示切替ボタンでトリップインフォメーションを表示すると、現在の瞬間燃費や計測を開始してからの平均燃費を確認可能です。

マルチインフォメーションディスプレイが搭載されている車種では、ドライブインフォメーションというメニューで燃費を確認できます。確認した時点での平均燃費のほか、月ごとの平均燃費、過去の燃費ランキング、5分間燃費・瞬間燃費も確認でき、より詳細な燃費を把握できるのが嬉しいポイントです。

さらに、エコ運転ができているかを確認できる「エコジャッジ」「エコウォレット」という2つの機能も搭載されています。エコジャッジはエコ発進、安定走行、エコ停止の3項目で100点満点で評価されまる、エコウォレットは、ガソリン価格を入力すると、走行距離に応じたガソリン金額を表示し、比較燃費からどれくらいお得になったかがわかる機能です。

ヴィッツのカタログ燃費を紹介

ヴィッツの最新モデルである3代目には、ハイブリッドモデルガソリンモデルがあります。

ハイブリッドモデルには「ハイブリッドU、ハイブリッド U “Sportyパッケージ”、ハイブリッドF、ハイブリッドJewela」。ガソリンモデルには「U、U“Sportyパッケージ”F、F“SMART STOPパッケージ”、F“Mパッケージ”Jewela、Jewela“SMART STOPパッケージ”」といった多彩なグレードラインナップです。

それぞれのカタログ燃費とガソリン代の目安を下記の表にまとめましたのでチェックしていきましょう。

グレード燃料消費率
(JC08モード)
ガソリン代
ハイブリッドU、ハイブリッド U “Sportyパッケージ”、ハイブリッドF、ハイブリッドJewela
34.4km/L35,494円
U、U“Sportyパッケージ”
25.0km/L48,840円
F、F“SMART STOPパッケージ”、F“Mパッケージ”
21.6~24.0km/L50,875~56,527円
Jewela、Jewela“SMART STOPパッケージ”
21.6~24.0km/L50,875~56,527円

※参照:トヨタ公式サイト

※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「122.1円」で計算(2020年10月17日時点)

ハイブリッドモデルの燃費は34.4km/L、ガソリンモデルの燃費は21.6~25.0km/Lとなっています。ハイブリッドモデルの燃費性能はトップクラスで、燃費性能に優れたトヨタ プリウス34.0~40.8km/Lに匹敵するほどです。

ヴィッツの実燃費を紹介

カタログ燃費は、WLTCモードやJC08モードなどで試験を行って算出された数値ですので、実際の運転で同じ燃費が出るとは限りません。ヴィッツの実燃費についても、e燃費で確認することができます。以下の表で、ヴィッツの実燃費とガソリン代の目安を確認していきましょう。

グレード実燃費ガソリン代
ハイブリッドU、ハイブリッドF、ハイブリッドJewela
26.09km/L46,799円
GRMN
8.94km/L136,577円
GRスポーツGR
12.71km/L96,066円
F
14.74km/L82,835円
U
14.74km/L82,835円
jewela
14.74km/L82,835円
GRMNターボ
10.28km/L118,774円
F Mパッケージ
12.12km/L100,742円

参照:トヨタ公式サイト
参照:e燃費

※年間走行距離を「10,000km」で想定
※ガソリン代はレギュラー、全国平均「122.1円」で計算(2020年10月17日時点)

ハイブリッドモデルでは、カタログ燃費34.4km/Lから落ちるものの、26.09km/Lで20km/L後半の実燃費は維持しています。

ガソリンモデルについては、カタログ燃費21.6~24.0km/Lに比べると、少々差が開いているのが気になるポイントです。以前販売されていたスポーツモデルであるGRMNやGRスポーツなどが最も実燃費が低く、通常モデルは14.74km/Lとなっています。

実燃費もカタログ燃費同様に、あくまで参考値です。運転の仕方や道路コンディションなどに影響されるので、丁寧な加速・減速を心がけたり、渋滞につかまらないように運転の計画を立てたりするなど、ヴィッツの燃費性能を引き出せるように走行しましょう。

ヴィッツ の燃費に関する口コミ・評判

ヴィッツの燃費性能を調べる上で、知っておきたいのが口コミ・評判です。

実際にヴィッツに乗って感じた燃費性能に対する声を確認できるので、よりリアルな燃費がわかります。ヴィッツの燃費に関して、オーナーからの良い口コミ・評判、イマイチな口コミ・評判をピックアップしましたので、ぜひチェックしてみましょう。

ヴィッツの燃費に関する良い口コミ・評判

主な良い口コミ・評判は以下の通りです。

  • 燃費がいい。長距離で23km前後。最高、エコに徹して25.8。
  • メーター表示なので若干の誤差はありますが平均18~20㎞/L、長距離で24~25㎞/L。今までの最高が約40㎞走行で26.4㎞/L 。前期の1.3Fに比べて飛躍的に燃費が向上しています。結構アクセルを踏んでも10km/Lを切らないのはすごいと思いました。普通に走れば15km/Lはいくでしょうね。
  • 良かった点はなんといっても燃費の良さではないでしょうか。市街地走行で渋滞に捕まっても15km/L程度は走ってくれます。

参考:カーセンサー

ヴィッツの燃費に対する口コミ・評判は、好意的な声が多く見受けられました。長距離走行でも市街地走行でも満足しているユーザーが多く、様々なシーンで燃費の良い走りを期待できるでしょう。エコに配慮した走りでさらに燃費が良くなったという声もあり、走り方次第でさらに燃費性能に満足できるはずです。

ヴィッツの燃費に関するイマイチな口コミ・評判

イマイチな口コミ・評判もいくつかありましたので確認していきましょう。

  • 走行性能が高いから仕方がないのですが、燃費が悪いです。ぐんぐんガソリンが減っていくという印象です。
  • 燃費はあと3キロ良ければ言うことなし。
  • 燃費はカタログ燃費よりも悪く感じ、思っていたよりも燃費がよくありませんでした。高速道路などの高速走行の際は多少よくなりますが、街乗りとあまりかわらずでした。

参考:カーセンサー

イマイチな口コミ・評判では、燃費性能をもっと期待していた方の声が多くありました。

カタログ燃費から見た実燃費の低さや走行性能を考慮した燃費性能の低さなどが指摘されています。ヴィッツを手に入れてから後悔しないように、カタログ燃費や実燃費などのデータをしっかり調査し、自分の求める燃費性能かをしっかり見極めてから選ぶことが大切です。

ヴィッツ にお得に乗るならカーリースがおすすめ!

燃費性能や乗り心地の良さからヴィッツに乗りたいと考えている方には、カーリースがおすすめです。ヴィッツは2020年3月末で生産が終了しているので、カーリースの中でも中古車カーリースを利用することになります。

中古車カーリースでは、新車リースよりも手頃な月額料金で車を利用でき、月額料金には保険料や税金などが含まれています。車購入でかかる維持費用などを気にすることなく、月々わかりやすくお得な料金でヴィッツに乗り始められるのが魅力です。

中古車カーリースが短期契約を提供している場合があります。車が必要な期間が決まっている方にとっては、タイミングや期間に合わせて利用できることもうれしいポイントです。

カーリースサービスによっては、メンテナンスパックが用意されていたり、契約終了後に買取や乗換といった選択肢があったりするなど、希望に合わせて柔軟に利用できます。ヴィッツの購入が難しい方や維持費用を抑えたい方はぜひ中古車カーリースの利用を検討してみましょう。

まとめ

今回は、ヴィッツの燃費性能を詳しく解説しました。

ハイブリッドモデルのカタログ燃費は34.4km/L、ガソリンモデルのカタログ燃費は21.6~24.0km/Lとなっており、ハイブリッドモデルはトップクラスの燃費性能を備えています。口コミ・評判でも燃費に関する声は好印象を受けているものが多く、高速走行や市街地走行などシーンを問わず燃費性能を発揮可能です。

ヴィッツの燃費性能を詳しく理解した上で、中古車購入や中古車カーリースの利用などを検討してみましょう。

この記事の執筆者

carbest編集部
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