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初めて車を買う人は必見!新車購入の流れや手順を徹底解説!

初めて車を買う人は必見!新車購入の流れや手順を徹底解説!

人生の中でも高額な買い物のひとつである自動車の購入。はじめて自動車を購入する方や念願の車種に買い替える方は、自動車購入の流れや必要な書類などを理解し、失敗することなく購入できるようにしたいものです。

そこで本記事では、自動車の新車購入について、流れや必要な書類などをご紹介します。価格交渉のコツや納車後のチェックについてもご紹介するので、新車購入前に把握しておきましょう。

新車購入の流れを確認しよう

新車購入は、車種を選ぶだけではありません。予算の検討やディーラー選び、購入・納車など、いくつかのステップがあります。新車購入の流れと合わせて、それぞれのステップの内容やポイントを見ていきましょう。

①予算の検討

車種を選ぶ前に、新車にどれだけお金をかけられるかをしっかり検討しましょう。

総務省統計局の「2018年 家計生活の概況」によると、2人以上の世帯で交通・通信費に42,264円かかっており、そのうち自動車等関係費は23,285円となっています。加えて住宅ローンや教育費などがかかる方もいるので、家計全体に占める車の費用がどれだけなら、問題なく生活できるかを考えましょう。

予算と合わせて、検討したいのが購入方法です。新車を一括で購入するのか、それともローンで購入するのかで、家計の負担が大きく異なります。

一括購入の場合は、一度に多くのお金を支出するので、家計を圧迫しないかを判断しましょう。ローン購入は、月々いくらまでなら支払えるかを把握し、返済計画を立てることが大切です。

新車の購入ではありませんが、予算によってはカーリースの利用も検討してみるのもおすすめです。カーリース会社の中でも、「新車リース クルカ」は、月々定額で新車に乗り始めることができるおすすめのカーリース業者です。

車検や税金が含まれた定額料金や他社に比べて圧倒的に安い価格で利用しやすくなっています。また、3年以内に新しいクルマに乗り換えられるので、故障の心配も少ないです。カーリースを利用する場合は、クルカをぜひチェックしてみましょう。

②車種選び

予算・購入方法が決まったら、さっそく車種選びを始めましょう。車種選びのポイントは、車に求める条件をいくつか決め、それに合う車種をリストアップすることです。

できるだけ具体的な条件が決まっているほど、購入してから最大限に活用できるので、候補をいくつか出して絞っていきましょう。

主な条件としては、定員、広さ、燃費、メーカー、形などが考えられるでしょう。家族6人で乗る、キャンプ道具やゴルフ道具を載せたい、スズキの車種が好きなど条件を考え、当てはまる車種をピックアップします。

どれも捨てがたくて選べない場合は、条件の中でも優先したいもので車種を見ていくと、車種を決められるでしょう。

③ディーラー選び

欲しい車種を決めたら、次はディーラー選びに移ります。

中古車であれば、車体ごとに差がありますが、新車はどこで購入しても同じです。そのため、ディーラーのサービスやサポートが充実しているかが、スムーズな購入や安心してカーライフを送るために欠かせません。

ディーラーのホームページで、サービス内容や購入事例、スタッフの様子などをチェックして、新車購入に適したディーラーを選びましょう。

④購入・納車

同じメーカーの車種で迷っている場合は、スタッフに相談したり、試乗したりして、どの車種が自分に合っているかを最終確認しましょう。

購入する車種を決めたら、購入手続きを行い、後は納車を待つのみです。希望通りの自動車が納車されて、晴れて念願の新車でのカーライフが始まります。

新車購入に必要な書類

車種を決め、購入契約を結ぶときに書類が必要になります。軽自動車と普通車で必要な書類が異なるので、購入する車種に必要な書類やその発行方法などを確認しておきましょう。

軽自動車を購入する場合

軽自動車の購入に必要な書類は、住民票・認印・委任状・保管場所届出の4つです。

住民票は、市役所や区役所で発行することができます。注意点として、マイナンバーが記載されている住民票は受け取ってもらえない可能性があります。「軽自動車の購入のため」と伝えると配慮してもらえます。

認印は、シャチハタではなく、朱肉を使って押印する三文判を用意しましょう。委任状については、ディーラーが用意する書類なので、自分で用意する必要はありません。

最後に保管場所届出ですが、車検証のコピーを警察署に持参することで発行可能です。購入後でも問題ありませんが、14日以内に終える必要があるので、なるべく早めに発行・提出しましょう。

軽自動車購入の書類は、すべて即日発行可能です。どの書類も簡単に発行できるので、新車購入をする日に合わせてそろえておきましょう。

普通車を購入する場合

普通車の新車購入では、印鑑登録証明書・実印・委任状・車庫証明といった4つの書類が必要です。委任状は、軽自動車と同じくディーラーでもらえます。

普通車が財産として扱われることから、実印の登録と印鑑登録証明書が提出が必要になります。すでに実印があり、登録を済ませている場合は、役所で発行可能です。もし実印がない、印鑑登録をしていないならば、実印の作成・登録を済ませてからの発行となります。

印鑑登録は、住んでいる市町村での登録が必要なので、直近で引っ越しをした方は要注意です。また発行から3ヵ月以上経過している印鑑登録証明書は無効です。あらかじめ発行日を確認しておきましょう。

最後に車庫証明を発行する必要があります。ディーラーでもらえる「自動車保管場所証明申請書」「保管場所標章申請書」「保管場所の地図と配置図」「自認書」「保管場所使用承諾証明書」といった書類のうち、自動車を自己所有の土地または駐車場を借りるかに合わせて、警察署に必要書類を提出します。

「自動車保管場所証明申請書」「保管場所標章申請書」「保管場所の地図と配置図」は共通の書類ですが、加えて自己所有の土地の場合は「自認書」、駐車場を借りる場合は「保管場所使用承諾証明書」が必要です。

ここで注意したいのが、車庫証明に最長5日ほどかかってしまうことです。必要書類を提出した日から数日後改めて受け取りに行かなければいけません。新車購入の日が決まっている場合は、予定から逆算して早めに発行しておきましょう。

新車購入時の価格交渉のコツをおさえよう

ディーラーによっては、新車購入時に価格交渉を行い、値引きを受けられる場合があります。

当初の予算より安く購入できれば、家計の負担が減るので、価格交渉にチャレンジしてみましょう。価格交渉を成功させる4つのコツをご紹介します。

目標値引き額を把握・設定しておく

価格交渉をする前段階として、目標値引き額を把握・設定することが大切です。相場を知らずにあまりにも高額な値引きをしても交渉が成功することはありません。「グーネット新車」では、新車値引き相場情報を調べることができるので、あらかじめ購入したい車種の値引き相場を調べておきましょう。

値引き相場がわかったら、どれくらい値引きしてもらいたいかを設定します。価格交渉の目標が明確になるので、焦らずに余裕を持って交渉に臨むことができるでしょう。

営業マンとの関係づくりを重視する

いくら安く新車を購入したいからといって、高圧的な態度をとってしまえば、営業マンからの印象が悪くなり、価格交渉は失敗に終わるでしょう。営業マンとの関係づくりを意識した丁寧なやりとりが大切です。

信頼関係ができれば、値引きを実現してくれるだけでなく、新車購入後のアフターサービスでも心強い味方になってくれるでしょう。

決算期の3月・9月に購入する

決算期の3月・9月は、ディーラーにとって売上をつくりたい時期です。他の月よりも販売台数を増やしたいという考えがあるので、価格交渉が成功しやすいと言われています。新車購入を焦らない場合は、3月・9月に購入することを検討してみましょう。

下取り価格を高くする

購入費用を値引きしたもらうことと合わせて、下取り価格の交渉も行いましょう。値引き額が低くても下取り価格が高ければ、新車購入費用を抑えることができます。ディーラーで希望の査定額がつかない場合は、車買取業者で下取りしてもらうのも選択肢のひとつです。

新車購入後の状態チェックを欠かさずに

新車購入では、納車後のチェックが欠かせません。傷がついていたり、オプションが装備されていなかったりする場合も考えられるので、新車に乗って出かける前にまず状態をチェックしましょう。

傷がないか確認する

納車されたら、まず自動車に傷がないか確認しましょう。まだ乗っていない状態で傷がついていれば、ディーラー側で何らかの問題があったと予想できます。

もし乗ってから傷に気づいた場合は、既に使用しているので購入者に原因があると考えられるでしょう。納車後傷に気づいたら、すぐに販売元に連絡しましょう。

オプション装備が追加されているか確認する

新車にオプションを追加した場合は、間違いなく装備されているか確認しましょう。装備されていても作動しないこともないとは言えないので、動作チェックもしておくのがおすすめです。

書類を確認する

自動車の外装や装備だけでなく、書類の確認も重要です。車検証や自賠責保険証の名義や期間などを確認しましょう。自賠責保険証に不備があった場合、事故が起きたときに保険が下りない可能性もあるので、確認が欠かせません。

まとめ

今回は新車購入の流れや必要な書類などについてご紹介をしてきました。

予算の検討・車種選び・ディーラー選びを経て、納車されるまでが新車購入の流れです。購入を決める段階で書類が必要になるので、車種が軽自動車なのか、普通車なのかに合わせて、書類を揃えましょう。

また価格交渉によって値段を下げられる可能性があります。値引き目標を立てたり、決算期に購入したりするなど、コツをおさえた価格交渉が大切です。

納車後のチェックも欠かさず行い、問題がなければ新車購入が完了します。記事を参考に、はじめての自動車や憧れの自動車の新車購入を検討してみてくださいね。

この記事の執筆者

carbest編集部
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