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車のサブスクリプションの選び方は?メリット・デメリットも解説!

車のサブスクリプションの選び方は?メリット・デメリットも解説!

様々な分野でサービスを定額料金で利用できるサブスクリプションが登場しています。

自動車業界も例外ではなく、車のサブスクリプションが注目を集めています。定額で車を利用できるサービスというと、カーリースがこれまでもあったので、違いは何だろうと疑問に感じている方も多いでしょう。

今回は、車のサブスクリプションについて、カーリースとの違いやメリット・デメリットなどを詳しく解説します。サブスクの選び方やおすすめ業者もご紹介するので、ぜひ利用の役に立ててみてくださいね。

車のサブスクリプションとは何?

サブスクリプションサービスは、車以外でも多くあり、仕組みは車においても基本的には変わりません。音楽配信サービス「Apple Music」や動画配信サービス「Amazon Prime Video」などは、月々定額の利用料金を支払うことで、音楽や動画を好きなだけ楽しむことができます。

車のサブスクリプションも同様で、月額料金を支払うことで車に乗ることができるサービスです。車を所有するのではなく、利用するという点で今注目を集めています。車を購入するのが難しい方でも、月額料金で気軽に利用できるのが特徴です。

車のサブスクリプションとカーリースの違い

月額料金で車を利用するという点では、カーリースと共通しているように感じるでしょう。確かに月額料金という点は共通していますが、料金の設定の仕方などいくつかの違いがあります。サブスクリプションとカーリースの違いについて、2つのポイントでおさえていきましょう。

利用する車に残価を設定しているか

カーリースでは、車に契約期間終了後の残価をあらかじめ設定しています。残価を差し引いた車両価格を月額で支払うというシステムです。一方、サブスクリプションは残価設定はなく、業者が設定した料金を支払うことで車を利用できます。

残価設定があると、解約が起きたときに高額な違約金が発生する場合があるので、その点サブスクリプションはリスクが少ないと言えますね。

任意保険料が利用料金に含まれているか

サブスクリプションやカーリースの利用料金には、自動車税やメンテナンス料などの諸経費が含まれています。

両者には、任意保険料が含まれているかに違いがあり、カーリースに含まれていないことが多く、サブスクリプションには含まれているのが一般的です。別途加入する必要がないので、費用がわかりやすく、手間も少なくできます。

車のサブスクリプションの審査について

車のサブスクリプションを利用するためには、業者が行う審査に通る必要があります。審査の対象になるのは、個人情報と信用情報の2つです。

個人情報では、職業や年収、勤続年数などが重要視され、継続して支払いできる安定収入が求められます。信用情報については、過去の金融事故を審査され、もし金融事故を起こした経験があれば、審査に通るのは難しくなります。

審査に通るためには、安定した職業についていることや金融事故を起こしたことがないことのほかにいくつかのコツがありますよ。収入に合った車種を選ぶ、グレードを下げる、連帯保証人をつけるなど、無理のないプランに申し込むことで審査に通りやすくなるでしょう。

車のサブスクリプションのメリット・デメリット

車のサブスクリプションには、メリットとデメリットの両方があります。上手く活用するためには、メリットだけでなく、デメリットも理解して検討することが大切です。

車のサブスクリプションのメリット

車のサブスクリプションには、費用面などにメリットがあります。以下に挙げる3つのメリットを詳しく見ていきましょう。

月々定額料金で車に乗ることができる

サブスクリプションでは、月々定額料金で車に乗ることができます。定額料金の中には、任意保険料や税金、メンテナンス費用などが含まれているので、追加費用の心配はいりません。頭金もなしで初期費用を気にせず、車に乗り始められるのもうれしいメリットです。

カーリースよりも乗り換えしやすい

カーリースでは、3年~9年の間で短期・長期プランが組まれますが、サブスクリプションはもっと短いスパンで利用できる場合があります。

業者によって、90日間、半年といった期間で乗り換えることが可能です。色々な車に乗りたいという方が利用すれば、車のある生活をより楽しむことができるでしょう。

通常ナンバーを利用できる

レンタカーでは、「わ」ナンバーになるので、一目でレンタカーということがわかります。一方で、サブスクリプションは車を所有するサービスではないものの、通常ナンバーを利用できるのがポイントです。ナンバーの見た目を気にする方でも気軽に利用することができます。

車のサブスクリプションのデメリット

月々定額で利用できる反面、自動車ローンなどに比べると、車の利用に制限があります。デメリットを踏まえて、自分にサブスクリプションが合っているか検討してみましょう。

コミコミな分月額費用は高め

サブスクリプションの月額費用には、保険料や税金などが含まれており、わかりやすい費用で車に乗ることができます。ただ諸経費が含まれている分、自動車ローンよりも費用が高くなることが多いです。

長い目で見ると、購入よりもお金がかかることもあるので、長期的な計画を立てた上で利用を検討しましょう。

乗っていなくても費用がかかる

サブスクリプションの契約期間中は、毎月費用が発生します。例え、自動車を利用していなくても費用がかかるので、あまり車に乗る機会がない方にとっては無駄なお金がかかってしまうでしょう。

車のサブスクリプションを選ぶポイント

車のサブスクリプションは注目を集めており、サービスの種類が増えてきています。サービスごとに取り扱っている車種や料金などが異なるので、希望に合ったサブスクリプションを選ぶことが大切です。サブスクリプションを選ぶポイントを3つほど解説していきます。

乗りたい車種・メーカーを取り扱っているか

サブスクリプションは、トヨタやホンダなど自動車メーカーが行っているものも多いです。トヨタの「KINTO」など話題のサブスクリプションを利用しようとして、車種を見てみると乗りたい車がないということもあるでしょう。

まず、どのような車種・メーカーを取り扱っているかをしっかり調べることが大切です。自社の車を提供している業者や幅広い車種を取り扱っている業者があるので、乗りたい車種を提供しているサブスクリプションを選びましょう。

予算に合った料金体系か

サブスクリプションによって、料金体系は様々です。契約期間やサービス内容次第で、同じ車種でもサブスクリプションごとに利用料金が異なります。

乗りたい車種を扱っている業者が複数ある場合は、予算に合っているかをしっかり確かめましょう。無理のない料金で利用することで、よりカーライフが快適で楽しいものになるはずです。

サービスが充実しているか

サブスクリプションごとにサービスが異なるので、取り扱い車種や料金と合わせて確認しましょう。メンテナンスが含まれているのか、契約後のアフターサービスがあるかなどを比較・検討することが大切です。

業者のホームページはもちろん、口コミや評判をリサーチして、よりリアルなサービスもチェックして業者を選びましょう。

車のサブスクリプションのおすすめ業者

車のサブスクリプションの選び方をおさえたところで、おすすめの業者をご紹介していきます。自分に合う業者かを見極めて、サブスクリプション選びを始めてみてくださいね。

新車リース クルカ

新車リース クルカでは、「最低価格保証」を実現した他社よりもお得なリース料金で新車リースを提供しています。他社よりも残価を高く設定し、ネット手続きを取り入れ、残りの車両価格をおさえコストカットしたことで、リースの料金の安さを実現しました。

また、最短1年から3年の短期リースを行っており、契約リスクや故障リスクが少ないのも特徴です。ライフスタイルに合わせて利用できたり、安心して新型の新車に短いスパンで乗り換えられたりするので、柔軟に利用できるサブスクリプションとなっています。

取り扱い車種各自動車メーカーの国産車
料金プラン・KURUCA ONE(1年プラン):月額は車種ごとに異なる
・KURUCA THREE(3年プラン):月額は車種ごとに異なる
・KURUCA BUSINESS(商用プラン):月額は車種ごとに異なる

定額カルモくん

定額カルモくんでは、国産全車種を選ぶことができる格安カーリースサービスです。豊富な車種ラインナップのほか、ネット販売の仕組みを確立したことで、税金や整備費用など諸経費込みの格安のリース料金を実現しています。

全国30000店舗以上で利用できるメンテナンスプランもお得なサービスです。車検や定期メンテナンス、原状回復費用なども月々の支払いに含められます。メンテナンス費用もまとめて支払いたいという方はぜひチェックしてみましょう。

取り扱い車種国産全車種
料金プラン・月々1万円台プラン
・月々2万円台プラン
・月々3万円台プラン
・月々4万円台プラン

リースナブル

リースナブルは、国産自動車40車種・72グレードを取り揃え、充実したサービスがうれしいカーリースを提供しています。まず挙げられるのが、スピード納車です。新車在庫を確保しているので、ディーラーよりも納車が早く、できるだけ早く車を利用し始めることができます。頭金ゼロや残価が落ちる前の下取り査定などによって、安さも実現していますよ。

サポートサービスが充実しているのも特徴です。最大5年のメーカー保証やいつでも解約できるなど、安心かつ柔軟に車を利用できます。初めてのサブスクリプションで不安な方にも、充実のサポートが安心なサービスです。

取り扱い車種国内自動車40車種・72グレード
料金プラン・ミニバン、SUV、セダン、商用バン:月額2万円~
・軽自動車、コンパクトカー:月額8,000円~

NOREL(ノレル)

NOREL(ノレル)は、車のサブスクリプションを先駆けて行ったサービスです。幅広い車種を取り扱っているのが特徴で、先進機能を搭載した日本車はもちろん、海外のクラシックカーまで取り揃えています。

2016年からスタートしているサービスで利用者も多いことから安心感のあるサービスです。初めてのサブスクリプションで不安があるという方におすすめのサービスです。

取り扱い車種登録車150種から選べる豊富なラインナップ
料金プラン・軽自動車:月額39,800円~
・通常プラン:月額59,800円~

KINTO(キント)

KINTO(キント)は、トヨタが提供するサブスクリプションです。トヨタとレクサスの車種に月額料金で乗ることができます。手続きは申し込みから契約までWebででき、初めての方でも気軽にサブスクリプションを始められます。

また、一度契約した車は最短1.5年で乗り換え可能です。最新モデルやマイナーチェンジのタイミングで乗り換えられるので、常に最新の車に乗ることができます。トヨタ・レクサスの車種に乗りたい方はチェックしてみましょう

取り扱い車種・トヨタの車種:パッソ、ルーミー、タンク、ヤリス、カローラ、RAIZE、C-HR、RAV4、アルファード、ヴェルファイア、カローラツーリング
・レクサスの車種:UX、LS
料金プラン車種によって異なる料金設定

Honda マンスリーオーナー

ホンダが提供しているHonda マンスリーオーナーでは、ホンダの先進装備が搭載された車種をラインナップしています。他のサブスクリプションに比べて、より柔軟に車に乗れるように、中途解約がフレキシブルになっているのが特徴です。

最短1ヵ月で違約金なしの解約ができるので、ライフスタイルや仕事などタイミングに合わせて車に乗ることができます。予約から利用までWebで完結させられるのも気軽に利用できるポイントです。

取り扱い車種N-BOX、N-VAN、FIT、FREED、S660、VEZEL など
料金プラン月額29,800円~

まとめ

今回は、車のサブスクリプションについて詳しく解説しました。

月々定額で車を利用することができ、利用料金には任意保険料や税金なども含まれているので、気軽に車に乗り始められるのが特徴です。カーリースよりも乗り換えがしやすく、ライフスタイルに合わせたり、複数の車に乗れたりするのもメリットにあります。

車のサブスクリプションを選ぶ際は、取り扱い車種や料金体系、サービスの充実度などにも注目をしてみましょう。ここでご紹介したおすすめ業者も参考にして、自分に合ったサブスクリプションを利用してみてくださいね。

この記事の執筆者

carbest編集部
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