審査なしのカーリースはある?審査時のポイントや通過のコツも解説!

月額料金で車に乗り始めることができるカーリースは、車の購入でまとまったお金の準備が難しいという人でも利用しやすいサービスです。

一般的にカーリースには審査があり、審査に通ることで利用することができます。当然、審査に通らないと利用することはできませんが、この審査なしで利用できるカーリースはあるのでしょうか。

そこで今回は、審査なしで利用できるカーリース会社は存在するのか？その実態を調査するとともに、審査に通りやすくなるためのポイントもご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

審査なしカーリースは基本的に存在しない

審査なしのカーリースは基本的には存在しません。その理由は、カーリースの仕組みにあります。

カーリースは、月額料金を支払ってもらう代わりに車を貸すサービスであり、支払いが滞りなく行われることが前提です。車を提供しているのにお金が支払われないということを避けたいので、利用に際した審査は欠かせません。

仮に審査なしだった場合は、リース料金が支払われない事態になる恐れがあります。そのため、基本的には審査がないカーリース会社はほとんどなく、審査内容や基準に差はあるもののどの会社も審査に通って初めてカーリースを利用することができます。

カーリースで審査されるポイント

カーリースを利用する上で審査は避けることは難しいので、可能な限り審査を通るための準備をしておく必要があります。

まずは、審査でどのようなポイントが見られるのかをおさえていきましょう。下記では主な審査ポイントをそれぞれ解説していきます。

収入状況

まず審査されるのが、リース料金を支払うための安定した収入があるかどうかです。カーリース会社によって基準に差がありますが、一般的な基準は年収200万円以上と言われています。年収200万円以上あると、リース料金を無理なく支払うことができると判断されやすいでしょう。

ただ、年収に対して、カーリース以外の支出が多い場合は要注意です。年収に占める家賃が多いなどリース料金の支払いに不安があると、審査に落ちてしまう可能性があります。

職業

職業も安定的な収入があるかの審査基準となります。職種が問われることはありませんが、勤務形態が安定収入の基準になり、公務員や正社員などは審査に通りやすい傾向があります。

一方で、自営業やフリーランス、非正規雇用などの方は、審査に不利になりやすいです。もし年収が高かったとしても、常に安定した収入を得られるとは限らないと思われると、通過が難しくなってしまいます。

勤務年数

勤務年数は、仕事を継続して安定収入を得られるかを判断する項目です。勤務年数が長いと、年収面や将来的な収入で安定感をアピールできます。

一方で、勤務年数が短い方は、また仕事を離れてしまうリスクから審査が不利になることが多いです。

信用情報

安定した収入と並んで重要視されるのが信用情報です。

信用情報には、これまでに支払いを滞りなく行ってきたか、それともトラブルを起こしているのかなどが記録されています。クレジットカードやローン、携帯電話料金などをしっかりと支払っていれば、信用に傷が付いていないので、信用情報で審査に落ちることはありません。

ただ、信用取引において、過去に延滞したことがある、現在滞納しているといった状況があると、審査で不利になります。5～10年の間に債務整理をしていた場合、ブラックリストに登録されている間、審査に通ることは難しいです。

財産

経済状況を判断する基準として、収入のほかに財産も審査されるポイントです。

収入が足りていなかったとしても、持ち家がある、不動産を所有しているなど財産を多く持っていると、審査で有利になる可能性があります。収入以外の支払い手段が残されていることが、審査におけるストロングポイントになるでしょう。

申告を偽っていないか

正しい情報を申告することは当たり前のように感じますが、どうしてもカーリースを利用したいが為に、虚偽申告をしてしまうことがないとは言えません。もし虚偽申告が発覚した場合はもちろん審査に落ちます。

審査に大きく関わらない部分だったとしても、信用を失ってしまうので、どんな状況であっても申し込みをする以上は正直な申告をしましょう。

カーリースの審査に通りやすくするコツ

前述でご紹介をした審査ポイントごとの評価次第では審査に落ちることもあります。

できるだけ審査に通りやすくするためには、収支バランスを意識したり、信用情報をチェックしたりすることが大切です。いくつかの審査に通りやすくなるコツを見ていきましょう。

収入にあったリースプランを選択する

カーリース会社では、様々なメーカーの車種や新型車などを取り扱っており、オプションやメンテナンスプランも提供しています。乗りたい車種や揃えたいオプションなどをすべて利用しようとすると、収支バランスが崩れることがあります。また、カーリースを利用することで、ガソリン代や駐車場代といった維持費用も発生します。

もし申し込んだリースプランと収入がマッチしていないと、審査に落ちる可能性が高いでしょう。収支バランスが崩れると、リース料金が支払えなくなるリスクがあると判断されてしまいます。カーリースを申し込む前に、収支をチェックして、収支バランスが崩れないようにリースプランを選択しましょう。

信用情報をチェックする

信用情報に傷が付いていると、カーリースの審査に通ることは難しいです。信用情報に傷が付く要因は、クレジットカードやローンの延滞・滞納、債務整理などが挙げられます。延滞を繰り返したり、債務整理をしていたりするとブラックリストに登録され、信用取引を利用できません。

信用情報が確かではないときは、信用情報機関に照会してみましょう。CIC（株式会社シーアイシー）やJICC（日本信用情報機関）、全国銀行個人信用情報センターといった機関に、インターネットや窓口、郵送で問い合わせをすることで、信用情報を確認できます。信用情報に傷がなければ、審査項目はひとつクリアです。傷があった場合は、ブラックリストから外れるまでカーリースの利用は難しくなります。

支払い状況を確認する

クレジットカードやローンなどの支払い状況も審査に通りやすくするポイントです。クレジットカードやローンの支払いが遅れていると、審査時に遅延状態がカーリース会社に伝わります。支払いに悪影響を及ぼすと考えられるので、遅延・滞納などがない状態かあらかじめチェックしましょう。

クレジットカードやローン以外にも、税金や携帯料金も要チェックです。どちらも支払い状況に関わるので、カーリースを申し込む前にしっかりと支払っておく必要があります。

カーリースの審査に落ちたときの対処方法

カーリースの審査で落ちてしまった場合、同じ状況ではまた落ちてしまう可能性が高いです。

改めてカーリースを申し込む際は、なぜ落ちてしまったのかを整理して対処する必要があります。自分の状況に当てはまる対処方法を実践して、審査通過を目指しましょう。

審査に落ちた理由を解決する

カーリースの審査に落ちるときには必ず理由があります。

収入などすぐに解消できない理由もありますが、クレジットカード・ローンの支払い遅延やブラックリストに載っているといった状況は解決することができます。支払い遅延はしっかり精算する、ブラックリストについては掲載期間を過ぎるまで待つなど、理由に応じた対処を行いましょう。

ただ、支払い遅延などを解決したからといって、すぐに再審査を申し込むのはおすすめできません。再び落ちてしまう場合がほとんどなので、落ちた理由を解決してから時間をあけて改めて申し込みましょう。

カーリース会社を変更する

カーリース会社ごとに審査基準に違いがあるので、違うカーリース会社に変更するのもひとつの方法です。審査を行う方法として、信販会社を利用する場合、自社で審査する場合があります。信販会社を利用しているカーリース会社は審査が厳しいことがある一方で、自社審査は比較的通りやすいことが多いです。

支払い遅延やブラックリストなど大きな問題がない場合は、異なるカーリース会社に申し込みをしてみましょう。

保証人を設定する

収入に不安があることが審査落ちの原因だった場合、保証人を付けるのが効果的です。保証人がいることによって、万が一支払いが滞ってもリース料金を回収することができます。保証人に負担がかかるリスクはあるので、自己判断ではなく、しっかり了承を得た上で保証人を立てましょう。

カーリース会社に相談する

審査を覆すことはできませんが、カーリース会社に相談することで解決策を提案してくれるかもしれません。

審査が通りやすいようにリースプランを再考したり、グレードを下げたりするなどの対応が行われることがあるでしょう。もし過去に審査に落ちてしまって対処法に悩んでいるという方は、一度カーリース会社に相談してみるのもよいでしょう。

初めてカーリースをするなら「新車リースクルカ」がおすすめ!

カーリースを利用するためには、基本的に審査に通る必要があります。そのため、審査なしかどうかではなく、リース料金やリース期間などのサービスで、最適なカーリース会社を選ぶことが重要になってきます。

そこでおすすめしたいのが「新車リースクルカ」です。新車リースクルカでは、他社よりも残価を高く設定すること、ネット手続きによるコストカットによって、お得なリース料金で車を提供しています。

頭金やボーナス払いは必要なく、リース料金には税金や保険料などの諸経費が含まれているので、維持費用の節約にも役立ちます。

また、リース期間は最短1年、基本3年の短期リースとなっています。新車を短い期間で利用できるので、ライフスタイルに合わせた利用や故障リスクの軽減を可能にしています。

幅広いボディタイプの車種を取り扱っているため、気になる車種がある方は新車リースクルカをチェックしてみましょう。

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まとめ

今回は、審査なしのカーリース会社はあるのか？その実態について解説をしました。

カーリースは、リース料金を支払う代わりに車を利用できるというサービスの性質上、支払い能力を計るために審査が必須となります。

審査に通りやすくするためには、収支に合ったリースプランや信用情報・支払い状況の確認が必要です。もし落ちてしまった場合は、落ちた原因を解消する、カーリース会社を再検討するなどが対処として考えられます。審査を避けることは難しいですが、審査ポイントや通りやすくためのコツを掴んで、カーリースを利用しましょう。

この記事の執筆者

carbest編集部