知らないと損?車を長期で借りるならレンタカーよりもカーリース!
車を1年~3年と、長期間のレンタルをご検討されている方も多いのではないでしょうか。
車を低価格で気軽に利用できるのはレンタカーの魅力の一つですが、もし長期間の車の利用を検討されているのであれば、レンタカーだけで決めてしまうのは少し考え直した方が良いかもしれません。
今回は、長期間でもなるべく安い料金で車を借りることができる、おすすめの乗り方について解説をしていきます。
長く乗りたい!車を長期で借りられるカーリース!
車を借りるといえば、基本的にレンタカーをイメージされる人が多いのではないのでしょうか。
しかし、長期の視点で見れば、レンタカーよりもさらにおすすめのサービスがあります。それが今話題の「カーリース」です。
カーリースとは、契約者(使用者)が選んだ車をカーリースの会社が代わりに購入。そして、契約者はカーリース会社に毎月決められた金額を支払うことで、車が使えるようになるシステムです。
長期レンタカーの場合、基本的に「マンスリーレンタル」といって、長くても1ヶ月までの契約となります。
それ以降も利用するには都度契約を行う必要がありますが、カーリースの場合は3年~9年と長期期間に渡って車を借りられます。
また、長期期間の利用にも関わらず、頭金が不要だったり車検代やメンテナンス代が含まれていたりと、予算の面でも嬉しいメリットが揃っております。※車検やメンテナンスは、プランによって含まれていない場合もあります。
カーリースと長期レンタカーの違いは?2つのサービスを比較!
車を借りるという意味では、カーリースと長期レンタカーも同じですがサービスや仕組みも大きく異なります。
ここでは、カーリースと長期レンタカーの違いについて詳しく解説をしていきます。
長期期間の定義と契約期間
カーリースとレンタカーでは、まず長期の定義が異なってきます。先ほども触れた通りレンタカーにおける長期というのは、1ヶ月程度の期間を指します。
なぜなら、レンタカーの貸し出し(契約)期限は、基本的に1ヶ月を最長に設定していることが多いからです。
例えば、レンタカーサイトで有名な「ニコニコレンタカー」でも、長期レンタルできるプランとして、マンスリーコース(1ヶ月)を挙げています。この事から、一般的に「長期レンタカー=1ヶ月」と考えておくと良いでしょう。
一方、カーリースは最低でも3年~の契約が前提です。同じ長期でも、こちらは年単位と本当の意味での長期レンタルになります。
料金
カーリースと長期レンタカーでは、料金にも大きな差が出てきます。
1ヶ月の料金で仮定しますと、「カーリースは約2万円~5万円」、「長期レンタカーは約3万~10万」程です。(※メーカーや車種によっては、多少変動します。)
カーリースの方が割安であることがわかりますが、双方の料金にここまで差があるのは、システムに違いがあるからです。
カーリースの場合、リース料といって、あらかじめ決定した車の料金を毎月払っていくというシステムです。例えば、リース料120万円を5年(60ヶ月)で払う場合、「120÷60=20,000」で月額2万円と成り立ちます。
しかし、レンタカーの場合はあくまでも「1回におけるレンタル料」として見積もりをするので、少し高値に設定されています。(※料金の見積もり方法は業者ごとに異なります。)
中途解約の有無
長期レンタカーの場合、決まった料金を払えばいいので、期限内であればいつでも返却することができ、違約金が発生することもありません。
しかし、カーリースの場合は、原則期間内の解約は原則はできません。解約そのものはできますが、違約金が発生してしまいますので、基本的には契約時のリース期間は最後まで乗り切ることを想定して利用するようにしましょう。
車庫証明の有無
カーリースを利用する際には、車庫証明という車の保管場所を確保していることを証明する書類が必要になります。
一方でレンタカーは車庫証明が無くても、車を借りることができます。
ナンバープレート
カーリースは一般の車と同様に、ナンバープレートの表示は自由です。
しかし、レンタカーは「わ」ナンバーに固定がされてしまいます。(※「れ」ナンバーになることもあります。)
そのため、車を借りたときに「わ」ナンバーと表示されていると、すぐにレンタカーであることが周りにもバレてしまいます。
その点、カーリースは「わ」ナンバーが使われることはありませんので、リース車であることもバレることがなく、友達や知人にも自慢することができます。
任意保険
レンタカーの場合は、基本的な任意保険を含めた自動車保険はレンタル料に含まれています。
しかし、カーリースの場合は、任意保険が含まれていませんので、任意保険に加入する場合は、保険料の支払いが発生します。
乗りたい車に乗れるか
カーリースで乗車できる車は、あらかじめリース会社が購入をした車を利用者はリース会社より借りるようなイメージです。取り寄せに似ているので、基本的に自分が乗りたい車に乗ることができます。
しかし、レンタカーの場合は、店舗に登録してある車の中から選ぶことになるので、当然別の利用客が借りている可能性もあります。
特にお盆休みや正月休みなどのハイシーズンは、利用客が殺到することで好きな車をレンタルすることができない場合もありますので注意が必要です。
カーリースと長期レンタカーの違いのまとめ!
ここまでご紹介をしたカーリースと長期レンタカーの違いをよりわかりやすくするために、以下の表で一覧にしてまとめてみました。
カーリース | 長期レンタカー | |
---|---|---|
利用期間 | 1年~9年 | 時間単位~マンスリーコース(1ヶ月) |
1ヶ月における料金 | 2万円~5万円 | 3万円~10万円 |
車庫証明の有無 | 有 | 無 |
ナンバープレートの表示 | 一般の車と同じ | 「わ」あるいは「れ」に限定される |
任意保険 | 自分で加入する必要がある | 加入済み |
乗りたい車に乗れるか | リース会社が購入するから基本的に乗れる | 空きがないと借りられない |
上記の表からも、カーリースは中途解約によるリスクや任意保険による費用などの懸念点があるものの、1ヶ月ごとの料金で見るとカーリースは長期のレンタカーよりも割安になっていることがわかります。
リース期間の途中で解約する可能性がないという方の場合は、年単位の利用であればカーリースの方がお得に利用することができるでしょう。
その他の車のレンタルサービスをご紹介!
車をレンタルする方法として、他にも似たサービスがあるのをご存知でしょうか。有名なものとして、カーシェアリングや車のサブスクリプションが挙げられます。
ここでは、これらのサービスの詳細およびカーリースとの違いについて紹介をしていきます。
カーシェアリング
カーシェアリングとは、車を管理している会社に会員登録を行うことで、車を借りることのできるサービスです。
登録をした時点で車を借りられる権利が発生し、携帯やパソコンから希望の時間に車のレンタルを予約できます。借りるという意味では、レンタカーに近い感じです。
また、レンタカーと同様に短時間向けのレンタルですが、こちらは分単位で車を借りられます。(※レンタカーの場合、基本的に数単位の利用プランです。)
急な用や短い距離間のドライブをするときなどに便利です。他にも、24時間車を使用できたり短時間ならレンタカーより割安だったりなど、細かい違いはあります。
カーシェアとカーリースとの違いは?
カーリースとの違いは、レンタカーの違いで述べた内容と同じだと思っていただければ問題ありません。
なぜなら、先ほど解説した通り、大まかな部分はレンタカーと共通しているからです。利用時間が長いほど、料金も割高となってきます。
そのため、カーシェアリングは、短い時間に限定して利用するのが一般的なスタイルです。
車のサブスクリプションサービス
車のサブスクリプション(サブスク)は、毎月お金を払うことで車を利用できるサービスです。
料金を定額払いするという視点では、カーリースにも似たサービスです。
車のサブスクとカーリースとの違いは?
カーリースとサブスクリプションは、契約期間が3年だったり業者によっては任意保険に加入済みだったりと、細かい部分の違いがあります。
また、サブスクは原則3年縛りなので、カーリースと比べて料金が割高になります。
後は中途解約を行っても、死亡時や免許返済時など、事情によっては違約金が免除されるケースもあります。そのため、融通面ではサブスクリプションの方が利用しやすいかもしれません。
カーリースに向いている人・向いていない人は?
ここまで色々解説してきましたが、結局のところ「カーリースはどういう人が利用すべきなのか?」ですよね
ここでは、カーリースの利用に向いている人と向いていない人を解説していきます。
カーリースが向いている人
- 数年単位で車を借りたい
- 毎月低コストで利用したい
- 自分の好きな車でドライブを楽しみたい
- 10年間とかではなく、3~5年と早いペースで車を乗り換えたい
- ナンバープレートの表記が気になる
上記の項目に該当する人は、カーリースの利用を検討してみてください。
車を買いたいとまでは思わないけど、数年単位で車を借りたい人は、カーリースと相性抜群です。
借りる車の種類や契約期間にもよりますが、毎月低価格の支払いで済むのもポイント。
また、ナンバープレートの表示も一般の車と同じなので、マイカー気分で運転を味わえるでしょう。
カーリースが向いていない人
- 1ヶ月~半年程度しか乗る予定がない
- 普段から車を運転する予定はなく、緊急時や軽い用事があるときに乗りたい
- 数年間も毎月お金を払える自信がない
- 免許を取ったばかりでどんな車に乗ろうか決まっていないから、色々な車を運転してみたい
上記の項目に該当する人は、カーリースの利用は止めたほうが良いかもしれません。
カーリースは最低でも3年を前提としているため、数ヶ月単位での利用しか考えていない人には、相性が悪いです。
また、毎月お金を払うことに抵抗がある方や、定期的に色々な車を試したい人にも不向きかもしれません。
まとめ
今回は、車を長期間安く乗る方法についてご紹介をしました。
今まで車を長期的に利用したい場合は、「購入するしかない」と思われていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、今は買う方法ではなく、今回ご紹介をしたカーリースのように長期向けのレンタルサービスも存在します。
頭金が不要で車検代などの費用も含まれていることを踏まえると、初期費用でも利用のハードルが低く済むでしょう。
購入よりも高いコストパフォーマンスのカーリースを利用して、憧れの車を運転してみてはいかがでしょうか。
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carbest編集部
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